タイガーウッズ担当医が手術の詳細を発表!今後の回復プロセスを考察!
タイガーウッズの最新情報を外科医・医師、専門家が説明しました。
セレーネ・パレク博士(@SeleneParekhMD)は、ゴルフの伝説的人物であるタイガー・ウッズの自動車事故による重傷について、脛骨と腓骨の両方の複合骨折、および足首の重度の骨折の報告を含めて説明しています。
重大な血管(動脈、静脈)の損傷を引き起こす可能性のあるコンパートメント症候群の心配もある様です。
タイガーウッズ担当医が手術の詳細を発表
セレーネ・パレク博士は、タイガーウッズ選手の手術チームのひとり。
ウッズ選手の負傷に関する最新情報を提供しました。
タイガー・ウッズ選手は、右脚を複雑骨折していることから、整形外科専門医による緊急手術で、脛骨や腓骨にロッドを挿入。
足と足首は、ボルトとピンで固定されている状態だといいます。
炎症を起こした筋肉、細胞組織にも処置が施されたそうです。
脛骨と脛骨の上部と下部の両方に影響を与えるコンミニットオープン骨折は、脛骨にロッドを挿入することによって安定。
骨折は骨がいくつかの部分に割れるときです。そして、それが「開いている」という事実は、骨が皮膚を突き破ったことを意味すると言います。
タイガーウッズ選手も右足首と足に重傷を負い、「ネジとピンの組み合わせで」安定したと言います。
続けて、「脚の筋肉と軟部組織への外傷は、腫れによる圧力を和らげるために筋肉の覆いを、外科的に解放を必要がある」と続けています。
タイガーウッズ選手と彼のチームは声明を発表
手術のあと、ウッズ選手と彼のチームは声明を発表。
声明には「この大変な状況下で、みなさんの圧倒的なサポートやメッセージに感謝します・・・。
ウッズ選手は病院に運ばれたあと、長時間に渡り、
右足のひざ下と足首の緊急手術をうけました」と発表しました。
また、事故を起こした際、ウッズ選手は飲酒やドラッグなどの影響下にはなかったことも、この声明で明らかにしています。
最後に声明では、「ウッズ選手は現在意識があり、応答も正常。病室で回復中です」と、現在回復に向かっていること綴っています。
事故直後、ロサンゼルス保安局の記者会見
事故直後、ロサンゼルス保安局のアレックス・ヴィラヌエヴァ氏は記者会見で、タイガーウッズ選手は救出された際に意識があり、現場に来た救急隊員とコミュニケーションが取れていたことを明かしています。
また事故の通報は近所の住民がしたといいます。
現場に最初にかけつけた救急隊員のカルロス・ゴンザレス氏「この道の速度制限は75キロですが、時速130キロ以上で走る車もおり、事故が多い場所。
ウッズさんがこの事故で生きていたことはかなり幸運だったと言えるでしょう」と語っています。
大手紙のゴルフ記者の見解
大手紙のゴルフ記者の方によると、
「この日ウッズ選手はテレビ番組の撮影のためにゴルフ場に向かっていました。
事故現場は、地元では事故が多いとされるカーブ。
ふだんフロリダ州で暮らす彼はそれを知らず、曲がり切れなかった。
反対車線側の縁石に乗り上げ、何回か転がって道路と脇までふっ飛んだようです」
と事故の状況を説明していました。
また、先程のドクターの説明を要約し、
「両足を激しく負傷したウッズは、搬送先の病院で10時間の大手術を受け粉砕骨折した右足の骨2本にプレートを入れ、足首の骨折はボルトとピンで固定する手術を受けた」
と説明しています。
分かり易く言えば、弁慶の泣き所の骨とくるぶしにつながる骨が砕けてしまったようです。
タイガーウッズ選手の今後について
事故の3日後、ウッズ選手は自身のSNSで「精神的にもよい状態にあります」と報告。
怪我も快方に向かっているそうです。
タイガーウッズ選手の今後について、GOLF.comニューヨーク市、NYUラゴンヘルスのスポーツ医学の専門家で整形外科医のカーク・キャンベル博士は、
『骨は通常、「最初の治癒」に約6週間かかり、完全に治癒するにはさらに「数ヶ月」かかる』
とキャンベル博士は言っています。
しかし、大きな懸念は、近くを走る神経、動脈および筋肉への潜在的な損傷ですと言っています。
プロゴルファーの沼沢聖一氏、今後のタイガー選手について
プロゴルファーの沼沢聖一氏は、今後のタイガーウッズ選手について
「タイガーはもともと左膝や腰に怪我を抱え、手術もしてきました。だから彼は、左足に負担がかからないよう右足をうまく使ってスイングしていた。
今回その右足を中心に怪我を負ってしまったので、ゴルファーとして復帰できても以前のような動きは99%無理。
骨や筋肉が元に戻っても、彼が培ってきた微妙なフィーリングは取り戻せません」
と、語っています。
タイガーウッズが、専属の運転手をつけていない事について
また、タイガーウッズ選手程の有名人が、専属の運転手をつけていない事についてゴルフジャーナリストの舩越園子氏は、
「アメリカの選手のほとんどは、移動時に自分で車を運転します。キャディやコーチは“仕事仲間”という感覚が強い。
試合中こそ常に一緒にいるものの、ひとたびコースを離れれば、それぞれのプライベートな時間という考え。選手が一人で会場に出入りするのは、ごく普通の光景ですよ」
と説明しています。
海外の大会では、過去10年ほどのチャンピオン経験者に、名前が書かれた看板付きのパーキングスペースが用意されます。
クラブハウスから近くて便利な位置に、歴代チャンピオンが自ら運転してきた車を駐める。/
それが、ある種のステータスでもあるらしいです。
事故当日は、テレビ番組の撮影
事故当日は、テレビ番組の撮影のため、車で10~15分の距離にある「ローリングヒルズCC」へ向かっていた、タイガーウッズ選手。
事故発生の数分前、7時5分ごろの現場近くの防犯カメラにはミニバンと十分に車間を取り、スムーズに走っているタイガー選手の様子が映っていました。
しかしその数分後の7時12分には、道路から6メートルも脇のブッシュの中へ突っ込んでしまったタイガーウッズ選手。
一日も早い、回復をお祈りします!
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