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ジョーカー金字塔ヒース・レジャーの父が語る乱射事件と動機

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アメリカンコミックの宿敵として、最初に浮かぶのはやはり「ジョーカー」でしょう。バットマン映画の最新作では、「ジョーカー」はどうして誕生したのか?について詳しく語られた初めての映画ではないかと思います。

今回、映画「ジョーカー」の主演は、ホアキン・フェニックスさんですが「ジョーカー」役の金字塔としては、やはり「ヒース・レジャー」さんの名前をあげられる方が多いと思います。ヒース・レジャーさんは残念ながら、ご自身のジョーカー役の映画公開時には亡くなっています。

また、ヒース・レジャーさんによるジョーカー登場の前作映画「ダーク・ナイト」公開初日に起きた「オーロラ銃乱射事件」を思い出された方も、多いのではないでしょうか? 銃社会、アメリカでは新作「ジョーカー」についても同事件が起きないか不安の声もあがっています。

他国で起きた事件、しかも2012年7月という事でもう忘れられた方も多いと思いますが、そもそも「オーロラ銃乱射事件」とはなんだったのか、また犯人の動機は?犯人のその後はどうなったか今回詳しく調べてみましたので報告したいと思います。

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オーロラ銃乱射事件とは、どんな事件?また犯人は誰?

オーロラ事件については、ご存じの方も多い思いますが、ウィキペディアによりますと以下の内容にになります。

オーロラ銃乱射事件

オーロラ銃乱射事件(オーロラじゅうらんしゃじけん)は、アメリカ合衆国の西部・コロラド州の都市、オーロラにある映画館にて2012年7月20日に発生した銃乱射事件である。12人が死亡、負傷者は58人を数えた。

容疑者として当時24歳のジェームズ・イーガン・ホームズが逮捕され、12回の終身刑と仮釈放なしの禁錮3318年の有罪判決が下された。 

事件の経過 2012年7月20日0時38分、コロラド州オーロラにあるショッピングモール内の映画館において、新作映画『ダークナイト ライジング』のプレミア上映会の最中に事件は勃発した。 実行犯は当初、館内の座席に座っていたが後部の非常口から一旦退出。ガスマスクをつけ、防弾チョッキとヘルメット、ズボンを着用し、黒の戦闘用の手袋をはめ、拳銃2丁にライフル1丁、ショットガン1丁で武装した上で、開けたままにしておいたドアから再び館内に戻り、上映中だった館内の前方に立ち、催涙ガスを2本投げつけた。ガスが立ちこめる中、映画内の銃撃シーンに併せて持っていた銃で逃げ惑う観客に対して10〜20発の銃乱射を行ったほか、爆発音もあったとされる。持っていた武器はいずれも合法的に入手したものであった。 警察は当時24歳の青年ジェームズ・ホームズを、映画館裏の駐車場に停めてあった車の中にいたところを逮捕。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんとも悲惨な事件であると同時に、用意周到な計画的犯行、また犯行に使われた銃がすべて合法的に手に入れたものとの事で、銃社会アメリカの闇を感じさせる事件でもあります。アメリカは州によっては、死刑制度が無い州もあります。

日本で考える極刑は死刑なので、終身刑が重いか、軽いかは一概に言えませんが日本では終身刑でも模範囚であれば、仮出所などが認められる反面、アメリカでは「仮釈放なしの禁錮3318年」という絶対に仮釈放が無い処罰なので、重い処罰と言えるかと思います。

乱射事件の犯人像と、動機について調べるとゾッとする事実が、、

事件を起こした、ジェームズ・ホームズ のフルネームは「ジェームズ・イーガン・ホームズ」問う事です。彼はカリフォルニア州南部の都市サンディエゴ、1988年~ 生まれ。 高校時代はウェストビュー高校を特待生で卒業するという優秀な学生だった様です。

ただ、高校の卒業式には参加しなかったらしく周囲とうまく馴染めない孤独な性格だったのではないかと言われています。また、特に政治的な話題を口にすることもなかったようで、高校時代の同級生は「からかっても、ただ笑っているだけで何もしないような奴」 と語っています。

高校卒業後には、カリフォルニア州のリバーサイド大学で神経科学を専攻して、その後コロラド大学大学院の博士課程へと進みました。 事件を起こしたコロラド州のオーロラ市は2011年秋から住んでいたようです。

周囲からは科学者への道を目指しているものと見られていたようですが2012年6月に入り、突然、自主退学する手続きを始めたそうです。 そして同年2012年7月20日に、事件を起こします。

銃撃事件についてオーロラ市長と話すオバマ大統領

コロラド州オーロラにあるショッピングモール内の映画館において、新作映画『ダークナイト ライジング』のプレミア上映会中、 ホームズは館内の前方に立ち催涙ガスを2本投げつけ「俺はジョーカーだ!」 と叫び映画の銃撃シーンに併せて観客に対して10~20発の銃乱射を行いました。

最終的には死者12人、負傷者58人も出す大惨事となりました。 ホームズは同年7月にコロラド州アラパホ郡地方裁判所に初出廷し、コロラド州検察局はホームズに死刑を求刑しました。当初、動機についてはテロ組織などとの関連を疑われましたが、ホームズによる完全な単独の犯行と結論付け、2015年8月8日、ホームズに終身刑が言い渡されました。

動機を詳しく調べてみましたが、ホームズの過去の犯行歴は2011年10月のスピード違反くらいしかなく、インターネットにて短期間のうちに6000発の銃弾を購入し、犯行時は髪を赤く染めていた位です。人付き合いは得意な方ではない平凡なタイプが起こした突発的な事件として結論付けられています。

ただ、ホームズ自身は刑務所に収監中でありいつの日か、この事件の動機を語りだす日が来るかも知れません。

故ヒース・レジャーの父が語る乱射事件と、銃社会について

映画好きの間では、今のところ(今回の「ジョーカー」は上映されていないので)ジョーカー役の金字塔ヒース・レジャーさん。残念ながら、ヒース・レジャーさんは2008年の『ダークナイト』の撮影直後に、急性薬物中毒により28歳の若さで死去されています。

しかし同作品ジョーカー役の鬼気迫る演技で、アカデミー賞助演男優賞を受賞、一躍時の人となりました。上映中の銃乱射事件により当時は、日本をはじめフランスやメキシコなどでプレミアイベントの中止や週末興収の発表を延期するなど、各所に様々な影響を及ぼし多様です。

きっとヒース・レジャーさんが生きていたら悲しむだろう状況に、ジョーカーを演じていた故ヒース・レジャーのお父様が当時コメントを発表されました。

キム・レジャー(ヒース・レジャーの父)さんは「全ての出来事が恐ろしく、極悪非道なことです。このニュースを聞いたとき、愕然としました。彼は明らかに常軌を逸しています。アメリカは、銃弾の入手を制限もしくは銃規制法を再検討しなければいけないと思います」と訴えました。

さらにお父様は「私達は、息子のヒースやジョーカーを非難することはできません。それは、フィクションなのですから。」と続け、息子のヒース・レジャーさん最後のキャラクターが犯人のモデルとなったことへの悲しみの心境を語られました。

まとめ

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今回の映画『ジョーカー』は、 2012年に銃乱射事件のあった映画館では上映は行わない様です。そして、ダーク・ウェブのサイトでは『ジョーカー』公開劇場を狙った攻撃を示唆するような投稿も確認されたらしいです。

しかし米軍や、市警など現時点で明らかな脅威はないと見ている様です。あくまでイタズラや悪ふざけ、愉快犯的な投稿であって欲しいですね。

いつまでも終わらない銃乱射事件、きっとヒース・レジャーさんも悲しんでおられると思います。あらためて、ヒース・レジャーさんのご冥福をお祈りします!

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