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【海外の評価】2022年「最も信頼性の低いクロスオーバーSUV車」

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2022年「最も信頼性の低いクロスオーバーSUV車」

これは、人気YouTubeチャンネルTechnovationsテクノベーションで紹介されたもので人気Webマガジン「モータービスケットの記事を中心に作成され、とても面白い動画でしたので、詳しくご紹介していきます。


評価基準となったデーターは、「米国・コンシューマー・レポート」の信頼性スコアや、
NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)のリコール情報など、信頼性の高い情報を基に制作されています。


「米国・コンシューマー・レポート」とは、非営利の消費者組織であるコンシューマーズ・ユニオンが1936年から発行する月刊誌で、定期購読者数は、雑誌とウェブ版の合計で、約700万部を誇ります。

レポートの独立性・公平性を維持するために、各号誌面には、コンシューマーズ・ユニオンが発行する、雑誌、書籍、サービスを除いて、一般企業による広告を掲載することは一切なく、さらに記事を企業の広告目的に使用することすら一切認めていません。

人々が新しい車を購入する主な理由の1つは、タイヤや、エンジンオイルなどの消耗品交換、老朽化に伴う、修理箇所の増加など、メンテナンスを減少させる、手間のかからない車への切り替えです。

それにもかかわらず、米国コンシューマーレポートによる調査によれば、一部の新車購入者は、他の車の購入者に比べ短期間で、新品であるはずの車を、ディーラーのサービスに持って行く機会が多い様です。


コンシューマーレポート調査では、きしむブレーキや、壊れたインテリアトリムなどの厄介な問題から、トランスミッションの修理や、四輪駆動システムの問題、また保証対象外の主要な問題に至るまで、車両で問題が発生する可能性のある、多くの事柄について深く掘り下げています。

コンシューマーレポートは今回、各社のクロスオーバーSUVについて、少なくとも2年分のデータを分析、トラブルが起こった重大度を評価、各車両の、2022年度の予測信頼性スコアを作成しました。

クロスオーバーSUVの、リスト対象となった車両のうち、以下の6モデルは、最も信頼性が低い車として評価されました。

ナンバー 6 スバル・アセント


この情報は、多くの「スバル・ファン」を傷つける可能性があります。
スバル・アセントは、北米のファミリーユーザーを主要ターゲットとして、北米市場専用車として登場しました。

「トライベッカ」の後継車種として2018年から販売を開始、スバル車の中では最大サイズであり、トヨタ「ランドクルーザー」に匹敵しますが、米国では中型に分類されます。


スバル・グローバル・プラットフォームを採用し、新開発の2.4L・水平対向・4気筒直噴ターボエンジンを搭載。


エンジンはトルク重視の設計で260馬力、X-モード、アイサイト・ツーリングアシストが装備されています。


アセントは、家族の乗り物を意図しており、広い乗客スペースと、多くの安全機能持っていますが、家族を、常に乗車させておく信頼性がありません。


スバル・アセントは、2019-2021年モデルの、データに基づいた、2022年のコンシューマー・レポート予測信頼性評価で、100点満点中、わずか18点と言う、低評価を受けました。

2019年に発売されたばかりの、アセントの様な新しいモデルの場合、これは平均をはるかに下回っています。

所有者の履歴によれば、マイナーなエンジントラブル、より深刻なトランスミッショントラブル、エアコン、サスペンション、タイロッド分離、電子機器、及び電力設備トラブルの報告があります。これらが、スバルアセントの予測信頼性スコアを下げている理由です。

2019年モデルには6回ものリコールがあり、2020年モデルには1回のリコールが報告されています。
2019年のリコールは、2つの燃料システム、2つのパワートレイン、1つのエンジン、および構造的なトラブルです。2020年のリコールは燃料システムトラブルでした。
2021年モデルでは、報告される問題は少なく、7回の深刻なリコール問題は、対処されている可能性があります。

ナンバー 5 テスラ・モデルY

Tesla Model Y

テスラ・モデルYは、アメリカのテスラが製造・販売している クロスオーバーSUVタイプの電気自動車。

ロードスター、モデルS、モデルX、モデル3に続く テスラの5番目の電気自動車「モデルY」は、2019年から販売を開始しました。

デュアルモーターAWDの「パフォーマンス」は、3.7秒で時速100㎞に達する加速と、航続距離480km (WLTP)を誇ります。


テスラ・モデルYは、時代の最先端モデルであり、高速で有能なマシンですが、高い車両価格にも関わらず、購入者に、多くの問題を提供する傾向があります。


テスラ・モデルYは、あなたが購入できる最も人気のある電気自動車の一つである一方で、あなたが購入できる最も信頼性の低い車の一つです。


テスラ・モデルYは、2020-2021年モデルの、データに基づいた、2022年のコンシューマーレポート予測信頼性評価で、100点満点中、わずか18点と言う、低評価を受けました。


最大のEVメーカーである「テスラ」は特に信頼性の問題を抱えやすく、同社で最も人気のあるモデルであるテスラ・モデルYは、ボディハードウェア、ペイントとトリム、エアーコンディショナー・システムおよび、ノイズ・リークの問題が多く報告されています。


2020年、2021年、2022年のテスラモデルYは、赤信号で停止出来ない50,000台以上のリコールにも含まれていました。

ほとんどの車両は、発売された最初の年度に、何らかの問題があります。
しかし、2021年のモデルYは、2020年の67件よりも多い 200件を超える、NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)への苦情を抱えていました。


それにもかかわらず、モデルYは2021年には前年の25,000台を大きく上回る、161,000台以上を販売しました。


2021年のテスラ・モデルYには、次の4つのリコールがあります。
1・前方衝突回避システムは、AEBシステムがランダムにアクティブになり、車両が突然停止する可能性がある。
2・横方向のリンク分離は、ホイールの位置合わせでシフトし、サスペンションとの不安定性を引き起こす可能性がある。
3・ブレーキキャリパーボルトが緩んでいる可能性があり、油圧ブレーキとリムとの接触で、タイヤ圧力の突然の損失を引き起こす可能性があり、クラッシュのリスクが高まる。
4・フロントシートベルトがBピラーにしっかりと取り付けられていない、また、左と右の2列目のシートベルトレトラクターを、固定する一方または、両方が正しく取り付けられていない可能性があり、怪我のリスクが高まる。

コンシューマーレポート、自動車テスト担当シニアディレクター 「ジェイク・フィッシャー」氏は、「テスラ車を購入する人々は非常に満足していますが、多くの問題も均等に持っている」と話しました。


電気自動車には、ハイテク伝送技術が組み込まれており、問題を引き起こす可能性が多くあります。
信頼性ランキングに関する、テスラの地位は、低いにも関わらず、テスラブランドは購入層に対し、魅力を維持しています。

ナンバー 4 フォルクスワーゲン ティグアン


フォルクスワーゲン ティグアンは、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが生産・販売しているSUV。

初代モデルは、2008年9月に日本仕様が発表、同30日に販売を開始。
現在、二代目となるモデルは2017年1月に日本仕様を発表・販売を開始しました。

¥6,951,000~となる、最上級モデルのTiguan Rは、最高出力320PSを発揮する、2.0L・TSIエンジンに、フルタイム4WDシステム“4MOTION”を組み合わせ、ハイパフォーマンスを追求しています。

2022年フォルクスワーゲン ティグアンは、TSI Activeの¥4,139,000~という、豊富なラインアップを持ち、本国ドイツでは、2020年度 SUV登録台数、ナンバーワンを誇る人気車です。


しかし、2022年モデルのティグアンは、コンシュマーレポートの予測信頼性評価で、100点満点中、わずか17点という、低得点のSUVです。これは、2019年、2020年、2021年の信頼性スコアに基づき、決定されました。

ここ、数年にわたり、ティグアンの所有者は、エンジン、ブレーキ、エレクトロニックの問題を報告しています。
NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)は、2019年に72件もの苦情と、後部コイルスプリング破損などの3回のリコールを報告。
2020年は、21件の苦情と、固定ボルトや、溶接関連で2回のリコール、2021年は、9件の苦情と、シート固定ボルトと、リアビューカメラ、2回のリコールがあります。

また、すでに2022年には、7件の苦情と、重大な1件のリコール報告があります。
このリコールは、人命にかかわる、安全上もっとも重要な部品のひとつである、ブレーキに関するもので、「右・前輪近くのブレーキパイプを、固定するナットが緩んでいる可能性があり、ブレーキ液が漏れ、クラッシュのリスクを高める可能性がある」というリコールです。


フォルクスワーゲン ティグアンは、予測信頼性が低いSUVにも関わらず、IIHS(米国道路安全保険協会)の、安全性評価「トップセーフティピック2021」を獲得しており、あなたは、ティグアンを購入することに興味を持っているかも知れません。
もし、購入する場合、あなたは予期しない修理のために、ディーラーに頻繁に通う事を、覚悟しておく必要があります。

ナンバー 3 ボルボ・XC90


ボルボXC90は、2002年から、ボルボ・カーズが製造・販売し、現在は第2世代に入った中型・高級SUVです。


2015年に登場した、現行モデルの2代目XC90は、新しいプラットフォームである、スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ(SPA)をベースにしています。


XC90は両世代ともに雑誌『モータートレンド』の「SUV・オブ・ザ・イヤー」を受賞する人気のSUVです。

ボルボは、信頼性と安全性をモットーにしている自動車メーカーです。

しかし、米国コンシューマーレポートによると、2022年のボルボXC90は、平均的な、他社の新型SUVよりもはるかに予測信頼性が低いと評価されています。


ボルボ・XC90の信頼性を調査するために、コンシューマーレポートは、2018年~2021年モデルのデータを調査。
2022年モデルの予測信頼性評価を、100点満点中、わずか17点という低い評価を下しました。


ボルボXC90の最大の問題点は、ブレーキ、空調システム、ボディハードウェア、および駆動システムです。
NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)は、2018年に17件の苦情と、シート及びGPSシステムに関する2回のリコールを報告。

2019年は、3件の苦情と、燃料ポンプ、シート、自動ブレーキ、GPS関連で4回のリコール、

2020年は、5件の苦情と、ローターシャフト分離によるABS機能の損失、燃料ポンプ、シート、自動ブレーキ関連で4回のリコール、

2021年は、5件の苦情と、前年と同じくローターシャフト分離によるABS機能の損失、チャイルドシート・拘束システム、エアバック制御関連で3回のリコール報告があります。


ボルボXC90は、予測信頼性評価が低いSUVにも関わらず、これまでに世界中で100を超える賞を受賞しており、日本でも「RJC カー オブ ザ イヤー・インポート」や「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれるなど、国内外で高い評価を獲得しています。

ナンバー 2 フォード・エクスプローラー


フォード・エクスプローラーは、1990年にフォード・ブロンコ・ツーの後継車として登場。
本国アメリカではSUV売り上げ、14年間連続、ナンバーワンのセールス記録を誇る人気車です。

Explorer Sales Hit 7 Million Infographic

フォードは生産開始以来、過去30年間で、760万台以上のエクスプローラーを販売しています。


2000年に発生した、悪名高い「ファイアストン製タイヤ」のリコール・訴訟問題は、ファイアストンが、フォードに対し、2億4,000万ドル(約276億8千万円)を支払う事で和解が成立しましたが、トランスミッション故障に関する問題は、フォードエクスプローラーを、常に悩ませ続けています。

2002年モデルは、点滅するOD「オーバードライブ」ランプ、シフト変更時の困難さ、または急速な減速などがあります。

現在、第6世代目となる2020年モデルは、いくつかの素晴らしい機能でデビューしましたが、多くのドライバーは、いくつかの欠陥があることにすぐに気づきました。
特に車雑誌のレビュー担当者は、エンジンのパワーと、トランスミッションの動作に関して、いくつかの問題があることに気づいています。

歴史的に、フォードエクスプローラは信頼性の低いSUVであることでよく知られており、米国コンシューマーレポートは、予測信頼性評価で、2022年モデルに対し100点満点中、わずか8点という低評価を与えました。


米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)のウェブサイトでは、エンジン、電気システム、
シートベルトや内装の問題など、様々な苦情がありますが、トランスミッション関連の問題が、数多く寄せられています。

また、NHTSAでは、上り坂や下り坂での走行中に、トランスミッションスリップやギアの粉砕など、フォード・エクスプローラーのパワートレインの問題に関連する40以上の苦情を受けています。

ナンバー 1 メルセデス・ベンツ GLE

New Mercedes GLE

メルセデス・ベンツGLEは、、ダイムラーが生産、メルセデス・ベンツ・ブランドで販売する、「Mクラス」の、後継車となる高級SUV。

2022年の、メルセデス・ベンツGLEは、米国・コンシューマーレポート予測信頼性評価で、5点満点中、わずか1点という、最も信頼性の低い車です。

GLEモデルは2016年から発売されましたが、すでに信頼性の低さを確立しています。
2021年だけでもメルセデス・ベンツGLEは、2つの異なるメーカーリコールを公開しました。

エアコンのエバポレーター排水ホースの、組付けが不適切であったため、室内に凝縮水が漏れ出し、フロアが浸水して電気配線に腐食やショートが発生、最悪の場合は火災が発生する恐れがあります。

リアウィンドウは、テールゲートに十分に接着されていない可能性があり、走行中に、リアガラスが外れる可能性があるとしてリコール。
また、米国で販売された17台のメルセデス・ベンツGLE 450とメルセデスAMG GLE 53では、助手席側ヒーターの接地接続が適切に締め付けられておらず、火災の可能性があるとしてリコール。

コンシューマーレポートは、エンジン、電気システム、ブレーキに関する重大な問題により、メルセデス・ベンツGLEに対し、次の様に述べています。

「コンシュマーレポート調査と、所有者からの総評の結果、メルセデス・ベンツGLEを避けることをお勧めします。

2022年モデルでは、業界で最も有名なメルセデス・ベンツは、信頼性の低いSUVを生産しています。

より信頼性の高い車両は、トヨタ、日産、レクサス、などの自動車メーカーです。
メルセデス・ベンツGLEは、その天文学的に、低い予測信頼性評価の理由から、購入を避けるようにしてください。」

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