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トヨタ社長がIT界の巨人「米国アップル」に放った発言が国内外で話題

クルマのニュース
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トヨタ社長、Appleの自動車参入に「40年後にも責任を果たす覚悟」求める。

今やIT企業がクルマを開発するのはそんなに珍しいことではありません。

ですが、”あの”Appleが開発しているわけですから、何かしらのイノベーションを起こしてくることが考えられます。

そんなAppleに対し、トヨタ自動車の豊田章男社長はアップルが直面する可能性のある課題について警告しました。

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トヨタ社長が放った発言ウォール・ストリート・ジャーナルの報道

完全自動走行の電気自動車である「アップルカー」を生産するという、計画をもっている、世界最大のIT企業“アップル”。

豊田章男氏は3月11日、日本自動車工業会の記者会見で、かねてより噂されているAppleの自動車業界への参入について報道陣からの質問に応じました。


ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、豊田社長は日本自動車工業会の記者会見にて、
「技術力さえあれば誰でも車を作ることはできますが、車を作った後の40年間、ユーザーのさまざまな変化に対応していく覚悟を持って欲しい」と述べています。


豊田社長はさらに、「テクノロジー企業が自動車産業に参入することは、自動車産業に未来があり、顧客の選択肢が広がることを意味します。

新規参入は歓迎しますが、新規参入者が『私たちは40年も覚悟しなくていいが、長年やってきたところはちゃんとした方が良い』というのは公平ではないと思います」と続けています。

トヨタ社長が放った発言は韓国でも大きく報道

また、この件は韓国でも大きく報道された様です。

ワウコリアによれば、『「アップルカーは作れるが、4年は準備せねば」 トヨタ社長が「チクリ」と指摘 韓国報道』と題し以下の様に報道しています。

「完成車事業に参入することは、単純に自動車を作る技術だけを必要とするのではない。そのように作った車を顧客たちに販売するためには、よりするべきことがあるということを知るべきだ」


完全自動走行の電気自動車である「アップルカー」を生産するという計画をもっている世界最大のIT企業“アップル”に対して、グローバル自動車メーカー代表格の“トヨタ自動車”の代表が、先のような警告のメッセージを伝えた。


11日(現地時間)米ブルームバーグ通信によると、トヨタ自動車の豊田章男社長はこの日 日本自動車工業会 会長として臨んだ記者会見で、アップル社の“アップルカー”事業推進を歓迎しながらも、先のように鋭く指摘した。

豊田社長は「アップル社が自動車事業に参入することは歓迎するが、自動車を作るにしても40年程度は顧客たちや多様な変化に対応する準備期間が必要だということを理解したらいいと思う」と助言した。


豊田社長の発言のように アップル社がアップルカーによる進出のために数十年の時間が必要なのかはわからないが、少なくとも今までは どんな完成車メーカーをパートナーとして組み、

 

アップルカーを作るのかということにおいて、いくつかの完成車メーカーと協議を進める中、多様なノイズが出ていることは確かだ。

豊田社長は「IT企業が自動車産業に進出するということは、それほど自動車産業が その生命力を育て、より拡張できる潜在力があるということを立証しているということであり、

 

顧客たちの選択の幅が拡がることを意味する」と評価しながらも「自動車を作るというのは、その車の寿命が尽きる時まで 顧客たちに責任を持つという意味であるため、

IT企業たちも それほどの準備をすることが公正だとみている」と語った。


豊田社長が完成車市場に新規参入するメーカーについて批判的な言及をしたのは、今回が初めてではない。

昨年11月にも、世界最大の電気自動車メーカーである“テスラ”に対して「テスラは実質的な製品をつくっていない」とし

 

「彼らは市場価値(時価総額)だけで、我々完成車メーカーを追い越しているだけだ」と指摘した。と締めくくっています。


しかし、YouTubeでの、記者会見を確認してみると実際には、豊田社長は、「自動車は販売後に30年から40年間、商品として市場に出る製品」と語り、

 

「単に製造するだけでなく、40年後のユーザーにも対応していく覚悟を持ってもらいたい」と語っているのが正しい様です。

トヨタ社長が放った発言「Appleの自動車業界参入」


Appleの自動車業界参入については、世界最大の自動車メーカーである フォルクスワーゲン グループの最高経営責任者である ヘルベルト・ディース氏が

「新たな競争相手の登場を楽しみにしている」と語っているほか、BMWの最高財務責任者は、Appleが参入しても自社の優位性に影響はないだろう、とコメントしています。

これまで、韓国Hyundai傘下のキアのほか、日産や三菱といった日本メーカー、オーストリアのマグナといった自動車メーカーの名前が提携先として挙がっているものの、各社には、製造だけを請け負うことに対する 抵抗があるのではないかとも、言われています。


Yahooニュースのコメント欄には、

「IT企業の苦手なところといえば「責任感」なのは間違いないです。」

「商品の企画だけで自ら製造はしない アップル方式。スマホと違って 命を乗せ、事故を起こせば多くの人を殺す可能性のある自動車の品質、安全性に責任を持てるの?」

 

内容を入力してください。「自動車は命を乗せて走り、間違えれば走る凶器にもなります。ブレーキを踏んでも加速すると言う輩もいるので何重にも安全側になるように開発していると思います。」

 

「日本人の責任感は尊敬に値するし、いい加減な物を許さない モノ作り精神も 大変誇らしい。ただスマホやテスラの急成長の過程を見ると、新しい物を生み出し、それを商売にしていくためには、日本人のこの性質はスピードの面で致命的な欠点になると感じる。」

 

「トヨタ社長は車メーカーとしての意見ですが、最近はズレを感じる。」

「自動車産業が日本の大部分を長期に渡って、成長拡大させたことは事実ですが、先進国EV化宣言に後手対応とならない事を祈ります。」

 

など、豊田社長の意見に対し、肯定的な意見や、否定的な意見が多く寄せられています。

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