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【638万円~】トヨタ 新型「C-HR」2026年モデル登場!全車電動化&斬新デザインで欧州市場へ!

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トヨタの欧州法人は2025年10月9日、クロスオーバーSUVである新型「C-HR」の2026年モデルを正式に発表いたしました。

同モデルは、発表と同時に欧州全域で受注が開始されており、斬新なデザインと電動化技術の進化により、大きな注目を集めています。

クーペルックSUVのパイオニアが海外専用車として進化

 

「C-HR」は、2016年に初代モデルが登場して以来、クーペルックのコンパクトなボディ、ダイヤモンドをモチーフとしたスタイリッシュなデザイン、そしてTNGAプラットフォーム採用による爽快な走りによって人気を博したコンパクトSUVです。

現行型は2024年1月に登場した2代目にあたります。初代は日本国内でも販売されていましたが、この2代目からは海外専用車として開発され、欧州市場を主要ターゲットとしています。

 

斬新なデザイン:「プリウス顔」と光るエンブレム

 

2代目C-HRは、初代から継承されたダイヤモンドモチーフのユニークなデザインをさらに進化させ、よりシャープで先進的なスタイルを確立しました。

  • ハンマーヘッドデザイン: ハイブリッドカーの5代目「プリウス」などと共通する、近年のトヨタ車の特徴である「ハンマーヘッドデザイン」をフロントに採用し、精悍な表情を生み出しています。
  • フラッシュドアハンドル: ボディサイドはたくましく張り出したデザインが特徴で、トヨタ車として**初めて段差がない「フラッシュドアハンドル」**を採用。これにより、ボディの一体感が向上し、流麗なデザインを際立たせています。
  • 光るリアロゴ: リアデザインも先進的です。近年のトヨタ車に用いられる真一文字のテールランプに加え、バックドア中央には「TOYOTA C-HR」という光る車名ロゴが備わり、夜間の先進感を強調しています。

ボディサイズは、全長4,362mm×全幅1,832mm×全高1,558-1,564mm、ホイールベースは2,640mmとなっており、都市部での取り回しの良さと、居住空間の確保がバランスされています。

 

全車電動化とPHEVの画期的な機能

 

新型C-HRのパワートレインは、1.8リッターおよび2リッターのガソリンHEV(ハイブリッド)、もしくは2リッターの**PHEV(プラグインハイブリッド)**が用意され、全車が電動車となりました。駆動方式は、FF(前輪駆動)を基本とし、雪道などでの安心感を高める4WD(AWD-i)も設定されています。

特に注目すべきはPHEVモデルに搭載された画期的な機能です。

  • ジオフェンシング機能: 低排出ゾーン(LEZ:Low Emission Zone)に車両が進入すると、システムがGPS情報を基に自動的にEV(電気自動車)モードに切り替わる「ジオフェンシング機能」を搭載しています。これにより、環境規制のある都市部において、排出ガスを出さずに走行することが可能となり、最適な燃料消費を実現します。

 

2026年モデルの主な進化点

 

今回発表された2026年モデルでは、安全機能の熟成や、グレード体系の一部仕様変更、新色の追加などが図られました。

 

1. グレード「ミッドプラス」の刷新

 

中間グレードである「ミッドプラス」では、内外装が以下のように変更されています。

  • エクステリア: 新デザインの18インチホイールを装備。ブラックのセンターオーナメントが組み合わされ、足元に洗練された印象を与えます。
  • インテリア: 前後シートにサマラファブリック素材を新採用。リサイクル素材の割合が増加しており、環境への配慮がなされています。ブラックのファブリック素材にグレーのステッチをあしらうことで、スタイリッシュで上質な雰囲気を添えています。

 

2. GR SPORTのパワートレイン拡充

 

スポーティグレードである「GR SPORT」には、新たに140馬力を発揮するベーシックな1.8リッターHEVモデルが追加されました。これにより、「GR SPORT」がすべてのパワートレインで選択可能となり、より幅広いユーザーがスポーティなスタイルを楽しめるようになりました。

 

3. 安全機能の熟成と新色追加

 

先進機能では、最新の「トヨタセーフティセンス」を採用。衝突被害軽減ブレーキやダイナミックレーダークルーズコントロールに加え、運転状況の先読みアシスト「プロアクティブドライビングアシスト」などを装備しています。

  • ドライバーモニターカメラ: 脇見運転や疲労の兆候を検知し、ドライバー異常時対応システム(EDSS)と連動するドライバーモニターカメラが標準装備され、安全性能がさらに高められています。
  • 新色: 外装色には新色として「アッシュグレー」と「ルナスカイブルー」が追加され、フレッシュで個性的なスタイルを楽しむことができます。

 

欧州価格

 

新型C-HR 2026年モデルの価格(トヨタ欧州法人の本拠地であるベルギー国内価格)は、ベーシックモデルが**3万5,980ユーロ(約638万円)から、最上級モデルが5万3,780ユーロ(約954万円)**となっています。(※発表当時の為替レートに基づいた日本円換算概算値)

デザイン、電動化技術、そして安全機能のすべてが進化を遂げた新型「C-HR」。画期的なジオフェンシング機能など、都市生活に求められる環境性能と利便性を高めたこのモデルは、欧州のコンパクトSUV市場において、その存在感を一層強固なものにするでしょう。

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