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最も信頼性の高い 自動車メーカー  トップ10 2023年 米国コンシューマーレポート

クルマのニュース
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コンシューマーレポートは、何十万人もの所有者と、300,000台以上の車両に関するレポートから、
今回テストされた200を超えるモデルの、ロードテスト・パフォーマンス、信頼性、
所有者の満足度、安全性及び、騒音、オイル漏れ、リコール情報など、あらゆることについて調査、
2023年の最も信頼性の高い 自動車メーカー  トップ10を公開しました。

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トップ10 リンカーン

コンシューマーレポートによる信頼性評価で、リンカーンの平均信頼性スコアは100点中54点。
リンカーンは現在、アメリカのフォード・モーター社の一部門であるザ・リンカーン・モーター・カンパニー販売の高級車ブランド。
リンカーンは、米国で小型 SUVにランクされる、コルセアを筆頭に今年最も改善されたブランドとなり、
昨年の14位から順位を上げ、米国のブランドとして、唯一、2023年の最も信頼性の高い 自動車メーカー トップ10に入りました。

リンカーン ブランドは、常に豪華さと優れた品質で、そのブランドは伝説的な地位を獲得しています。
象徴的なリンカーン・コンチネンタルは、1940年代にパーソナル・ラグジュアリーカーの基礎を築いた、
そのセグメントでは、史上最も影響力のある車の 1つです。

トップ9 起亜自動車

コンシューマーレポートによる信頼性評価で、起亜自動車の平均信頼性スコアは100点中54点。
起亜自動車、通称 キアは、親会社である現代自動車に次いで、韓国第2位の自動車メーカー。
キアは1998年の経営破綻により、現在は現代自動車の傘下に入り、現代自動車グループを構成する
自動車メーカーの一つとなっています。

2012年6月の時点で、キアの32.8%の株式を現代自動車が所有、生産車種のほとんどが、
現代自動車の同クラスの車種と主要部品を共有しており、今日では世界中に自動車を輸出しています。

キアは、電気自動車クロスオーバーSUVである「キア・EV6」、ミニバンのキア・カーニバル
ヒョンデ・ソナタとプラットフォームを共有する中型セダン、キア・K5の信頼性評価が高く、
コンシューマーレポートによるメーカーとしての信頼性評価で、キアは昨年から6ランク上がりました。

コンシューマーレポート所有者調査の結果によると、最も信頼性の高いキアのモデルは
2023年モデルの電気自動車クロスオーバーSUV「キア・EV6」で、ミニバンの2023年キア・カーニバルと、
中型セダン、2023年キア・K5が、それに続きます。

トップ8 アキュラ

2022 MDX A-Spec

コンシューマーレポートによる信頼性評価で、アキュラの平均信頼性スコアは100点満点中57点。
アキュラは、本田技研工業が1986年にアメリカ合衆国・カナダで開業した、ホンダの高級車ブランド。
現地開発モデルを含む6車種で展開され、販売台数の7割を北アメリカ生産車が占めています。

米国では伝説的な日本の自動車メーカーとして知られる、ホンダのハイパフォーマンス部門であるアキュラは、
信頼性の分野で、米国では毎年、高得点を獲得しています。


特に2023年モデルのSUV、アキュラ・MDXおよび、アキュラRDXの信頼性評価は平均を上回っています。

アキュラは、日本の自動車メーカーとしては、初めて作成された高級車カテゴリのブランドで、
アキュラ初のフラッグシップ車である、レジェンドの成功は、その後、トヨタや日産など
他の日本のメーカーの追従を促し、レクサスやインフィニティなどのブランドを生み出しました。

ブランド名のアキュラは、英語の「Accuracy」(正確さ)に由来すると言われ、
ホンダ・ブランドが持つ、機械的な精密さ正確さをあらわしているとされています。

トップ7 スバル


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、スバルの平均信頼性スコアは100点満点中59点。

富士重工業株式会社であった、日本の自動車などを製造する、重工業の会社 スバルは、
2017年4月に自動車のブランド名として広く浸透していた「SUBARU」に由来する、
「株式会社SUBARU」に商号を変更しました。

 

日本の自動車メーカーとしては古い歴史を持ち、国内規模は小さいながら、レガシィ、
フォレスター、インプレッサなどで、世界的に人気・知名度の高い自動車メーカーの一つです。

特に同社のAWD(全輪駆動)、水平対向エンジンの技術は、北米を始めとする海外で高く評価されています。

 

またスバルは、安全性の面で常にチャートのトップに立っています。


ボディーは、衝突時にしっかりと持ちこたえるように構築され、アイサイトテクノロジー搭載モデルは、
IIHS(米国道路 安全保険協会)の トップセーフティ ピック+を取得、競合他社よりも上位にランク付けされています。

2023年モデルのスバル・アセントは、トランスミッションの問題などの多くのトラブルを解決、
また、フォレスターとクロストレックは、平均以上の信頼性を備えています。

スバルは、世界市場に参入する前から、日本国内でスバル360や、スバル・サンバーなどで、
技術的・商業的に大きな成功を収め、その後、高性能、高い安全基準で世界の人々を感動させました。

スバルの代表的なモデルの1つである WRXは、歴史上 最も称賛されたラリーカーの 1つになっています。

トップ6 アウディ


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、アウディ の平均信頼性スコアは100点満点中60点。

アウディは、ドイツ・バイエルン州インゴルシュタットに 本社を置く 高級車メーカー。
親会社であるフォルクスワーゲンの子会社として、世界9か所の生産拠点で自動車を生産しています。

アウディの歴史は古く、1910年に設立、1932年には、DKW、アウディ、ホルヒ、
ヴァンダラーの4社が合同し、新たにアウトウニオン(自動車連合)が設立されました。
戦後、1956年~1964年の間は、ダイムラー・ベンツの支配下になりましたが、
1964年以降は、現在のフォルクスワーゲン傘下となっています。

現在、ドイツの高級ブランドとして認知されているアウディは、そのパフォーマンス、
巧妙に作られたインテリア、そしてトレードマークである四輪駆動システム「クワトロ」など、
高いテクノロジーと、高級インテリアを備えた先進的な技術を用いる事で知られています。

また近年では、多くのメーカーと同様に、e-Tronなど、多くのEV(電気自動車)を着実に増やしています。

特にアウディ A5は、優れた信頼性を備え、他のすべてのモデルの信頼性も平均を上回っています。

現在、多くのメーカーで、ハイパフォーマンス・カーに、AWD(全輪駆動)を採用しているのはアウディの功績です。

トップ5 ホンダ


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、ホンダの平均信頼性スコアは100点満点中62点。

本田技研工業株式会社、通称ホンダは、日本の東京都港区に本社を置く、世界的な輸送機器メーカー。
オートバイの販売台数、売上高は世界 首位、自動車の販売台数は2021年度、世界10位、国内3位。


小型ジェット機(ビジネスジェット)の出荷数、世界 首位、芝刈機のシェアも世界 首位となっています。

ホンダは、優れた品質で、世界最大のオートバイ・メーカーであり続けており、
その名声により、自動車業界でも世界的に有名なメーカーの1つとなりました。

2023年モデルの、ホンダ・パスポート、アコード・ハイブリッドと、シビックはすべて、
コンシューマーレポートの調査で、いずれも平均以上の信頼性を獲得しました。

北米では、大衆車ブランドの”ホンダ”と、高級車ブランドの”アキュラ”を展開、
特に、ホンダブランドは、大衆車で、大きなシェアを占めています。

ホンダは1971年に、低公害技術である「CVCC」を発表。

米国で、マスキー法という環境規制法が成立、その規制開始期限までに、規制に対応するエンジンは
世界中のメーカーが、開発不可能と言われていたほど厳格な規制でした。


しかし、そのマスキー法の条件をクリアしたのが、当時、日本の中小メーカーだったホンダで、
Hondaの名前を、世界に知らしめました。

ホンダは、「CVCC」を、翌年から翌々年にかけてトヨタ、フォード、クライスラー、いすゞに技術供与しました。

トップ4 マツダ


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、マツダの平均信頼性スコアは100点満点中65点。

マツダ株式会社、通称マツダは、広島県に本拠を置く、北米で人気の自動車メーカー。

マツダは、1920年、コルクを生産する「東洋コルク工業株式会社」として創業され、
1927年以来「東洋工業株式会社」が正式社名でしたが、1984年にブランド名に合わせ
「マツダ株式会社」に改称しました。

 

マツダを象徴する「ロータリーエンジン」は、マツダが、特許を持つドイツNSUに次いで、
初めて量産に成功した自動車メーカーであり、1970年代以降も自動車用として量産を続けたのは
資本主義圏内では、マツダのみとなっています。

オイルショックによる原油価格高騰の影響で、NSUと提携した各社は、燃費効率の悪い
ロータリーエンジンの開発から撤退、本家のNSUもロータリーエンジン車生産を中止。

マツダは、スポーツモデルのRX-7や、RX-8などで、唯一市場に踏み止まりましたが、
2023年現在、市販されている車種は存在していません。
しかし、水素を燃料としたものや、EVの発電用として開発は継続されています。

現在、マツダの主力モデルは、新世代のエンジン、トランスミッション、ボディ、プラットフォームといった
一連の新技術「スカイアクティブ・テクノロジー」を採用、信頼性を高める事に成功しました。

SUV マツダ・CX-5の信頼性は、平均以上を獲得しており、日本で「マツダ・ロードスター」として知られる、
北米名、マツダ・MX-5 ミアータは、平均をはるかに上回る信頼性を実現する、伝説的な車として評価されています。

2015年に発売された、4代目 MX-5 ミアータ(日本名・ロードスター)は「世界・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞、
合わせて日本車初「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」も獲得し、
同賞設立以来、初めての2部門 同時受賞を果たしています。

マツダは、他の自動車メーカーにも広く採用されている多くの技術革新で業界に貢献、
また、RX-7など、歴史に残る印象的な車をリリースし、米国では常に高い評価を得ています。

トップ3 BMW


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、BMWの平均信頼性スコアは100点満点中65点。

BMWは、ドイツのバイエルン州ミュンヘンを拠点とする自動車および自動二輪車、エンジンメーカー。/

現在、イギリスのロールス・ロイスと、MINIの2社を、傘下のカー・ブランドとして、
また、BMW Mと、BMW モトラッドを子会社として所有しています。

BMWというブランド名は、ドイツ語の Bayerische Motoren Werke AG(バイエルン 発動機製造 株式会社)の略称です。


1916年、航空機 エンジンメーカーとして創業し、戦後の1948年にオートバイの生産を再開、
1952年に、自動車の生産を再開し、現在、世界有数の自動車メーカーのひとつとなっています

BMWは、昨年から10位もランクを上げ、コンシューマーレポートによる、2023年の信頼性評価で、
レポート史上初めて、ブランドランキングのトップ3にランクインしました 。

BMWは今回、セダンモデルの3シリーズと、SUVのX5が、平均以上の信頼性スコアを獲得。
特に、3シリーズは、BMWブランドの中で、最も信頼性の高いモデルとして評価されています。

驚いたことに、BMWの最大のライバルである メルセデスベンツは、2023年の信頼性評価で、
なんと、ブランドランキングの最下位となっています。

これは、調査対象のモデルが少なく、コンシューマーレポートが十分なデータを収集できなかったブランド、
MINI、ポルシェ、マセラティ、ジャガー、インフィニティ、ダッジ、クライスラー、アルファロメオ、
リビアン、ポールスター、ランドローバー、フィアット、三菱が調査から除外されている事も影響しているようです。

トップ2 レクサス


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、レクサスの平均信頼性スコアは100点満点中72点。

レクサスは、トヨタ自動車が展開する、高級車のブランドで、ホンダがアキュラ部門を設立した直後、
1989年から北米で展開が開始、2005年8月からは、日本でも展開されています。

 

1989年、当時「壊れにくいが、安物の大衆車」のイメージが強かった日本車は、
海外の高級車市場へは、参入余地がないというのが自動車業界の定説でした。

しかし、トヨタは新たなテストコースの建設を始め、開発体制・品質基準を策定、
約5年間に及ぶ、長い開発期間を経た後、1989年に初代LS(日本名 セルシオ)を発売。

レクサスが掲げるコンセプトは、北米で好評をもって迎えられ、LSは発売初年度 約11,600台、
ES(日本名 カムリプロミネント)が 約4,700台と、全体で約16,300台を売り上げ、
大衆車メーカーから、高級車市場参入への、代表的な成功例となりました。

レクサスは、北米で大人気のRXが、トヨタ自動車九州のみでは、生産が需要に追いつかないため、
カナダ・オンタリオ州の、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダ工場でも製造されていますが、
基本的に、全ての車種が日本国内で製造、世界各国へ輸出され、その精度は非常に高く評価されています。

2023年度のレクサス評価は、例年と同じく、すべてのモデルが平均以上の信頼性を持っており、
特に、2023年モデルのレクサスNXは、コンシューマー・レポートが調査した、レクサスモデルの中で
最高の信頼性スコアを獲得し、予測される所有者の満足度でも最高の評価を獲得しました。

また、次に評価が高かったモデルは、「ランドクルーザー・プラド」の姉妹車にあたる、日本で未発売の
レクサス・GX 2023年モデルで、この2つのモデルがブランドの信頼性ランキングを押し上げています。

レポートでは、「この2つのモデルは、車の所有者が、ほとんど修理工場に行かずに済み、
一般的に所有者に満足のいく体験を提供する能力で、他のモデルよりも際立っている」としています。

トップ1 トヨタ


コンシューマーレポートによる信頼性評価で、トヨタの平均信頼性スコアは100点満点中72点。

トヨタは、ほとんどのモデルの信頼性スコアが平均を上回っており、特に、トヨタ カローラ ハイブリッドは、
コンシューマーレポートで調査された、すべてのモデルの中で最も信頼できるモデルです。

トヨタとして広く知られているトヨタ自動車株式会社は、車の品質と長期的な信頼性において、
ここ数年間、少なくとも信頼性の点では、世界最高の自動車ブランドです。

愛知県豊田市に本社を置く日本最大手の自動車メーカー、トヨタは、豊田自動織機を源流とする
トヨタグループの中核企業で、現在、ダイハツ工業と日野自動車の親会社であり、SUBARUの筆頭株主です。

1933年に、豊田自動織機製作所の、自動車部としてスタートした同社は、1936年9月、ブランド名「トヨタ」の使用が開始、
翌年の1937年に、自動車部門が独立し「トヨタ自動車工業株式会社」が社名に採用されました。

1997年に、高級SUVの先駆けとなるハリアーと、世界初の量産ハイブリッドカー プリウスの販売を開始。


世界の自動車販売台数が急減した、リーマン・ショックの2008年、トヨタグループは、初めて販売台数 世界一となりました。

2016年からは、ドイツ・フォルクスワーゲンが、世界販売台数でトヨタを抜き、4年連続で世界 首位となっていましたが、
コロナ禍で地盤とする欧州の販売が落ち込んだことなどで、2020年にトヨタがタイトルを奪還。

トヨタ自動車は、2022年の世界販売台数で、3年連続となる 世界 首位となっています。

また、トヨタは、米国の修理専門サイトである「リペアパル」でも、コンシューマーレポートと同じく、
2023年の、最も信頼できるブランドとして評価されています。

 

 

 

 

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