ほのぼの、おっとりでとっても可愛い動物といえば「カピバラ」さんですね。 冬の寒い時期には、カピバラさんがいる動物園では「ゆず湯」などの温泉に浸かる、可愛い姿のニュースが日本中を「ほっこり」させてくれます。
そんなカピバラさんですが、実は「温泉に入るのがイヤだった」らしいのです。 ネットでの動画を見ると、自分から温泉に入っている様なのですが、、、。
実際のところはどうなのでしょう? 今回、そんな気になる「カピバラさん」について調べてみましたので報告したいと思います。
最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。
【衝撃】カピバラは温泉が嫌い!?カピバラさんプロフィール
カピバラさんは、実は来年の干支「ネズミ」さんの仲間で、『齧歯目(げっしもく)テンジクネズミ科』に分類されます。 出生地(生息地)は、主に南アメリカ・アマゾン川近辺に分布しており「世界最大のネズミ」としても有名です。
カピバラ」という名前は草原の支配者という意味らしいです。
草原の支配者」という意味からきていると言われているそうです。国によって呼ばれ方は様々。「カルピンチョ」「カピンチョ」「カピーバ」「アモー」「ピローピロ」「ポンチョ」なんて可愛い呼ばれ方もしている。
大人のカピバラは、タワシの様に硬く長く褐色の毛で地肌が見える程度にまばらに生えています。子供のカピバラは、逆に短く軟らかい毛がびっしりと生えています。
カピバラは学名を「hydrochaeris(水のブタ)」といったり、「南アメリカのカバ」とも 呼ばれたりします。出典カピバラ
優しい性格で、やはり「草食性」です。 体重は結構重く、50キロ~60キロ。寿命は5年から10年ほどと言われています。
カピバラさんの群れは、なんと「オスが1匹で、あとは全員メス」で構成されているそうです! 見た目の特徴として、オスは「鼻の頭にコブ」の様な物があり、メスにはその「コブ」が無い様です。
動物園で見かけるカピバラさんは「ほとんどがメス」という事です。
【衝撃】カピバラは温泉が嫌い!?飼育員が温泉に入れようとした?
ネットでの動画を見ると、自分からすすんで温泉に入浴しようとするカピバラさん。実は、カピバラさんは最初から温泉に入ろうとしませんでした。
前述の様に、カピバラさんは「南米アマゾンなど熱帯」で生活する生き物。また、カピバラさんは「手足に水かき」があり泳ぎはとっても得意な動物。 鼻先だけ水の上に出してを出して、眠っている動画や写真を見た事もあると思います。
とっても、水遊びが好きなカピバラさんですが「寒い場所がとっても苦手」な生き物なんです!
ご存じのとおり、日本の冬はたとえ「九州の長崎県」だとしてもアマゾンに比べればとっても寒いのです。 またカピバラさんは、実はとっても肌がデリケートで日本の冬は「女性の様に(男性でもなりますが)肌が乾燥してカサカサ」になってしまうのだとか(笑)。
それをみた、飼育員さん寒がりのカピバラさんが冬でも、水浴びできる様にと考えたのが「温泉」だと言われています。
【衝撃】カピバラは温泉が嫌い!?きっかけは元祖「カピバラ温泉」
寒いのが苦手で、冬は乾燥肌になるカピバラさんが「温泉」に入る事は自然だと思われる方も多いと思います。 しかしカピバラさんは当初「温泉に入ろうとはしません」でした。
カピバラさん、手足に水かきがある程の水遊びが大好きで泳ぎも得意。温泉でも同じ様に水浴びすると思った飼育員さん。 しかし、カピバラさんは入りません。それは日本の冬は寒くて「水は冷たい」事をカピバラさんも知っていたからなのです。
温泉は「暖かい水」が入っている事を知らない、元々臆病な動物のカピバラさんは「冷たい水」が入っていると考えた「お風呂」を警戒していたと思われます。
せっかくカピバラさんの為に、温泉を準備した飼育員さん。 何とかカピバラさんに「温泉」の気持ち良さを知ってもらう為、カピバラさんの大好物「キャベツや野菜」を温泉に浮かべ誘導したのが「カピバラ温泉」のはじまりだそうです。
このエピソードは現在「元祖カピバラ温泉」として有名な、静岡県にある伊豆シャボテン公園のお話になります。
まとめ【衝撃】カピバラは温泉が嫌い!?
12月22日の「冬至」の時期になると、各動物園でカピバラさんの「カピバラ温泉」の話題がクローズアップされます。 もともと、ゆず湯に入ると病気にならないとされ長崎バイオパークでは、カピバラさんの露天風呂に「ゆずと長崎県特産のざぼん」を浮かべるそうです。
カピバラさんの温泉入浴は、話題作りではなくカピバラさんの「肌が荒れてカサカサになる寒さ対策」という理由が始まりでした!
そのきっかけはともかく、温泉に入るカピバラさんの姿は可愛くて癒されますね!最後までお読みいただき有難うございました!
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