『M-1グランプリ2020』で優勝した「マヂカルラブリー」。
2017年の「M-1」では上沼恵美子さんから「よう決勝残ったな」と酷評、その後の苦難を乗り越え、2020年ついに優勝された姿に絶賛の声があがっています。
しかし、斬新なネタのせいか、“面白い”と評価する声の多数あがる一方、ネットでは
“理解できない” “これは漫才なのか?”。
といった声も続出しています。
今回、『マヂカルラブリー面白くない?2020年M-1優勝の理由は上沼恵美子?』と題し、なぜマヂカルラブリーが『面白くない』と言われながら、上沼恵美子さんをはじめとする審査員評価が高評価ななか調べてみました。
マヂカルラブリー面白くない?2020年M-1のネタは?
【マヂカルラブリー【決勝ネタ】1st Round M-1グランプリ2020】
「決勝ネタ」は、レストランの設定でした。SNS上での評価は、大きく分かれていました。
マヂカルラブリーはフレンチレストランのマナーのネタが一番好きです。大抵の人に伝わらない。
— 一味⭕ (@akai_karai) December 20, 2020
マヂカルラブリーの高級レストランのネタ全然面白くない。くすりともしなかった。まあ私のセンスがないのかもしれないが・・・
— かるけん (@gorira_bomb) December 20, 2020
また、面白いと評価する方も「大抵の人には(良さが)伝わらない。」と、コメントしています。
マヂカルラブリー【決勝ネタ】最終決戦 M-1グランプリ2020
M-1グランプリ公式YouTubeチャンネル、【決勝ネタ】最終決戦〈ネタ順2〉が、ご覧いただけます。
最終決戦は、電車の設定でした。ここでも、SNS上の評価は大きく分かれています。
最終決戦で披露したネタは、つり革に掴みたくない野田が尋常じゃなく揺れる電車内で七転八倒するというもの。
野田が地面に寝転がり、ほぼ無言でひたすらじたばたする姿が披露された。言葉を使ったボケはほとんどなく、野田は最長で79秒間無言でジェスチャーのみでボケ続けていた。
マヂカルラブリーのネタを漫才として見ていいのかは微妙だと思うけど何も考えずに見て笑えて子供が真似しやすいのはダントツだったと思うからこれで日本はもっと平和になるんや みんな電車で耐えろ
— ちっぴ (@0128_ccc) December 20, 2020
マヂカルラブリー全く面白くない、、電車でゆられてるだけのネタ、、今後テレビで活躍するの他の組やろなー、、
— ryo (@ryo00891316) December 20, 2020
ここでも「マヂカルラブリー」さんのネタが、「漫才ではなくて『コント』じゃないの?」という意見も多かった様です。
マヂカルラブリー面白くない?2020年M-1優勝の理由は?
マヂカルラブリー 漫才じゃなくてコント?
今回、ファイナルラウンドでは『見取り図』さんが2票、『おいでやすこが』さんが2票、そして『マヂカルラブリー』さんが3票と大接戦!
しかし、番組制作者の間では「決め手に欠けていた」大会だと言います。
「3票で優勝したのは、2016年の『銀シャリ』以来です。もっとも16年は審査員が5人(通常7人)しかいなかったので、接戦というわけでもない。
昨年は『ミルクボーイ』が6票で圧勝でした。今年のファイナリスト3組は接戦だったといえば聞こえはいいですが、裏を返せば、3組とも“決め手”に欠けていたような……審査員も苦しんだんじゃないでしょうか」(番組制作会社関係者) 日刊ゲンダイDIGITAL
また、独特の世界観を持つ「マヂカルラブリー」の漫才を「コント」だと批判する方も多い様です。
マヂカルラブリーのコント面白くない
— 120分ちゃん (@120pun_e) December 20, 2020
マヂカルラブリー最低だな、何が面白いのあれ。まず漫才じゃないし。コントとしても面白くないし。ファイナル進出の時の喋りも面白くない。何も見所がない。ただうるさい。是非とも敗退してほしい。でないと他のコンビが不穏でならない。
— めっちゃさしみのすけ (@7gLNMqd9nfXmsl7) December 20, 2020
ネット上の評価も『去年は“これぞ漫才の大会!”って感じで良かった』、『コントは別舞台でやってください』などの意見も多く見られました。
マヂカルラブリー 2020年M-1優勝の理由は上沼恵美子?
芸能ライターのエリザベス松本さんは、今回のマヂカルラブリーさんへの酷評に対し
「私もM-1は日本一の漫才の大会として、コントではなく漫才を楽しもうと身構えて見ますからね」
として、「新しい形の漫才なのかもしれませんが、多くの一般視聴者はついていけなかった、疑問を感じたんじゃないでしょうか」と話しています。
では多くの酷評の中、どうして「マヂカルラブリー」さんが今年、優勝したのでしょうか。
その、キーマンとして挙げられているのが、お笑い界の重鎮『上沼恵美子』さんです。
マヂカルラブリーは、初決勝進出となった2017年、審査員の上沼恵美子さんに
「好みじゃない」「なんで決勝に上がってこれたの?」
と酷評、決勝で最下位に沈みました。
ところが、2020年の今年はそれをバネに、また決勝に返り咲く決意を「えみちゃん、待っててねー!」と叫ぶネタにして会場を沸かせていたのです。
そして今年のネタを終えた後、上沼恵美子さんは一言、マヂカルラブリーに
「あんたらアホやろ?」「そのバカバカしいを突き抜けるは芸術や」
なんと上沼さん流の最大限の賛辞をもらい、高得点をたたき出しました。
昨年は、マイクの前でしゃべりで笑わせるという、大多数の視聴者が「漫才」でイメージする、いわゆる『王道』のコンビが多かったこともあり、M-1の「神会」とされています。
今年は、ボケ担当の野田クリスタルさんが動きまくり、ツッコミの村上さんがマイクの前で野田を諫め続けるという「動の漫才」を見せたマヂカルラブリーさんが優勝!
また、準優勝も歌ネタで勝負した『おいでやすこ』さんがいたりと、世間のイメージする「正統派の漫才」とは、ほど遠いコンビが好成績を収める結果となりました。
上沼恵美子さんも、マヂカルラブリーのネタ披露後に「馬鹿馬鹿しさが突き抜けてるのは芸術」「本当によかった」などと絶賛。
しかし、立川志らくさんは「漫才を超えた喜劇」などと優勝後に
「あれだけしゃべらずに笑いをとるというのは、やっぱり漫才を超えた喜劇なんですよね」
とコメント。審査員の間でも判断のわかれるところだったようです。
そんな立川志らくさんですが、21日放送の『グッとラック!』(TBS系)では
「漫才の戦いで喜劇に票を入れていいのかという葛藤があった。
でも、明らかに村上さんのツッコミの間は漫才。胸を張って漫才と言っていいんじゃないでしょうか」
とエールを送っておられます。
SNS上でも、その喜劇に賛同する意見が多く見られました!
マヂカルラブリーで泣いた。
3年でひっくり返した。
言い返してケンカすんのは簡単で、すぐ忘れられる。
上沼さんもドラマに巻き込んだ。
受け入れて超えていく。最高だ。#マヂカルラブリー #M1グランプリ2020 #上沼恵美子— 淀川パリジェンヌのクリス‼️ (@F96367216) December 21, 2020
①あんたらアホやろ
②バカバカしさも突き抜けると芸術になる
まさかマヂラブでえみちゃんの名言が2個も聞けるとは。#M1グランプリ #M1グランプリ2020 #マヂカルラブリー #上沼恵美子— ずーみふ (@zumifuuu) December 20, 2020
マヂカルラブリーは上沼恵美子との確執がフリになりすぎて長年の恋みたい。
3年前の「私は好きじゃない」から
「どうしても笑わせたい人がいる男です」
「漫才を見つめ直して一から頑張ってきました」
「早くあの人の声が聞きたいです」
→「アホも突き抜けると芸術」まで2人の掛け合いだけで飯食える— YI (@soda_cream_tv) December 21, 2020
サンドイッチマンの富澤さんは
「転がってて優勝できるのはすごいですよね」
オール巨人さんは
「漫才ならしゃべりで笑かしてほしい」
立川志らくさんは、21日、自身のツイッターを更新、漫才についての持論を展開されました。
「ダウンタウンの漫才こそが漫才だと言う人がいる。しかしダウンタウンの漫才を初めて見た横山やすしさんがこんなもん漫才やない、チンピラの立ち話やと酷評した。しかし今ではダウンタウンこそが現代の漫才のスタイルになった。ダウンタウンの中にいとしこいしの風が吹いている。だから凄い漫才なのだ」 (立川志らく)
そんな志らくさんは、「M―1グランプリ2020」ファイナルラウンドでマヂカルラブリーに投票しています。
マヂカルラブリーの、お笑いがスタンダードになる日が来るのかも知れませんね、、、。
マヂカルラブリー面白くない?2020年M-1優勝 世間の声
マヂカルラブリーさん、M-1優勝について世間の声をまとめてみました!
翌日の朝番組で見ました。
去年のミルクボーイは何度見ても笑えるし、こんな実力のある芸人がいたんだと嬉しくなったのですが、今回は見ているうちにどんどん冷めていくというか、うるさくて途中でチャンネルを変えたくなる自分がいました。
自分の笑いとマッチングしてないだけだと思いますが、今までで一番自分にとっては微妙な大会だったかな。
私は特に漫才のウンチクも知らないし、技術なども知らないごく普通の視聴者ですが、今回はどれを取っても面白くなかったと思いました。
漫才かどうか、よりシンプルに面白くなかった。
今のM1は漫才師日本一ではない。
すでに売れた人、優勝経験者、15年以上のコンビが出てない。
出場して決勝にも行けなかったミキなど実力者は悔しいだろ、あんなもんに負けて。
それ以下になったわけだからな。
別に正統派から外れててもいいけど、過去最大につまらかった。
左側が勝手に暴れてて、右側が当たり前のことを叫んでるだけ。
M1王者になったところで、その後の活躍がイマイチなコンビがいますが、正にそうなる気がします。
正統から外れていていいけど、面白ければいいんだけど、マジかってくらいマジ笑えない、漫才でなくコント?コントとしても今一だと思うけど。5800組の頂点の3組がこれ?今回は優勝者なしの判断もあってよかったんじゃない。3組とも準優勝なら納得、正統派で落とされたインデアンスは面白かったよ。
今回のM1は、正直言って参加の全組が全く面白くなかった。優勝者の何が良かったのだろうと思う。上沼さんだって高得点を入れていて、これまでの対応と真逆だった。ただ単にうるさいだけだったよ。サンドウィッチマンやナイツのように練りに練った漫才を見たい。
楽しみだったけど、なんか今回はすぐ冷めた。
IPPONグランプリもそうだったけど、
おもしろい!と思うポイントが、だんだんズレて来てる様な感覚だった。
「あっちの方が面白かったのに、そっちが評価されるんだ・・・」と、
なんか残念な気分が続いています。
漫才って、漫談的な意味合いの「漫」でしょ?
動きみないとわからないって、ちょっと違う気がする。
掛け合いの中のボケとツッコミの面白さを争うのがM-1なのではないの?
総じて、決勝戦は面白くなかった。
例年2位、3位が売れることもあるけど、それもないと思う。
中々、世間の声は、優勝したマヂカルラブリーさんや、他の参加者、今年の審査員に対して厳しい評価が多い様です。
優勝したマヂカルラブリーさんには、既にバラエティー番組や広告契約など50件以上のオファーが殺到しているという事です!
来年は、どんな新しい漫才が誕生するのか、今から楽しみですね!
最後までお読みいただき有難うございました!
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