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【衝撃】中国製EVの”安さの闇”に潜む時限爆弾の危険性、BYDがひた隠す安さの正体!

クルマのニュース
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みなさん、こんにちは。

本日は、今インターネット上で大きな話題となっている「あるバッテリー技術」について、詳しくご紹介していきたいと思います。今回取り上げるのは、中国の大手自動車メーカーである**BYD(比亜迪)**が開発したとされる、ブレードバッテリーという画期的な製品に関するお話です。


バッテリーから自動車へ…BYDの驚くべき成長の軌跡

そもそもBYDは、1995年にバッテリーメーカーとして設立された企業です。携帯電話やノートパソコン、さらには蓄電システムなど、様々な用途に対応するバッテリーを製造・販売することからスタートしました。

その後、電動モビリティの拡大と共に自動車事業へと進出し、現在では総資産が約17兆円にも上る、世界でも有数の巨大企業へと成長を遂げました。

この急成長を支えた大きな要因のひとつが、今回の主題である**「ブレードバッテリー」**なのです。


ブレードバッテリーとは?安全性の高さを謳う新技術

BYDが自信を持って市場に投入したこのバッテリーは、「リチウム鉄リン酸(LFP)」系のセルを使用し、熱に対する安定性や構造の強靭さに優れるとされます。

特に注目を集めたのが、釘刺し試験と呼ばれる実験です。これは、バッテリーに金属製の釘を直接差し込んで内部反応を観察するというもので、他のリチウム系バッテリーでは火花が散ったり爆発したりするケースもありますが、BYDのブレードバッテリーでは熱暴走が起きないとされ、「世界で最も安全なバッテリー」とまで言われています。


アナリストが指摘する「本当の狙い」はコスト削減?

しかし、専門家やアナリストの中には、このブレードバッテリーの真の目的は「製造コストの削減」にあると指摘する声も少なくありません。

確かに、ブレードバッテリーの構造は細長いセルを敷き詰める設計となっており、空間効率が非常に高く、従来型に比べてスペース利用効率が約50%向上すると言われています。

その結果、LFPバッテリーでありながらも、ニッケル・マンガン・コバルト(NMC)系のような高いエネルギー密度を実現することができるというメリットがあります。


見落とされがちな構造的な欠点とは?

一方で、このブレード構造が新たな課題を生んでいることも事実です。

例えば、バッテリーセルの膨張問題が挙げられます。構造的に密閉・密着されているため、内部に熱がこもりやすく、走行中や充電中に発生した熱を適切に逃がすことが困難になります。

熱がこもることでバッテリー内部にガスが発生し、やがてセルが膨張。最悪の場合、火災や爆発に至るリスクさえあるのです。


修理できないバッテリー、その高すぎる代償

さらに厄介なのは、このバッテリーが「修理ができない」構造であるという点です。

仮にひとつのセルが故障した場合でも、パック全体を交換する必要があります。しかも、その費用は非常に高額で、中国では最大約140万円にも達するケースがあると言われています。これは車両価格の半分近くに相当し、多くのユーザーにとって大きな経済的負担となっています。


バッテリーマネジメントシステム(BMS)の精度問題

もうひとつの大きな課題が、バッテリー残量の管理精度です。LFP系バッテリーは、電圧が充電量によって大きく変化しない特性を持つため、バッテリーマネジメントシステム(BMS)による正確な残量把握が非常に困難なのです。

その結果、ダッシュボード上では「残量50%」と表示されていても、実際には「20%程度」しか残っていないというような事例が多数報告されています。これは、突然の立ち往生や事故につながるリスクも孕んでいます。


中国国内ユーザーからの不満の声

実際に、中国のBYDオーナーの間では、アフターサービスの対応の遅さや不透明さに対する不満の声が数多く上がっています。

修理のためにディーラーへ持ち込んでも、原因の特定に時間がかかる上に、メーカーからの返答待ちとされ、なかなか修理が進まないケースもあるようです。定期サービスセンター以外での修理を行うと、車両がロックされて使用不能になるという極端な措置が取られる場合も報告されています。


欧州市場や世界からの警戒と疑念

かつてはヨーロッパ市場において、BYDのEVは大きな注目を集め、「中国製EVの革新」として期待されていました。しかし、2024年にはEUが中国製EVに対して17.4%の追加関税を課すという事態に。

さらに、イスラエルではBYDのEVに搭載されたセンサーやマイク、カメラなどがユーザーのデータを無断で収集している可能性があるとされ、政府関係者や軍関係者からは**「監視ツール」としての懸念**も表明されています。

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国内市場の失速と、BYDの今後

「国内市場が最後の砦」とまで言われていた中国市場においても、BYDの状況は決して安泰とは言えません。2025年5月には一部車種の値下げが行われましたが、消費者の反応は冷淡で、在庫の増加やディーラーの財政難が深刻化。

そして同年7月には、電気自動車の販売台数が落ち込み、株価も大きく下落しました。これは補助金の打ち切りや、外部市場での不振、さらに消費者の信頼喪失といった要素が重なった結果であると考えられます。


EV技術の「光と影」…私たちに何を教えているのか?

今回ご紹介したBYDのブレードバッテリーは、一見すると革新的かつ高性能な技術のように見えます。しかし、その裏にはコスト削減を最優先した戦略や、ユーザーへのリスク転嫁という厳しい現実が隠されています。

これはEV市場全体が抱える構造的な問題の一端かもしれません。
「価格」「性能」「安全性」「アフターサービス」――
私たち消費者は、今後どの要素を優先し、どのような製品を選ぶべきなのでしょうか?


ぜひあなたのご意見をコメントでお聞かせください。

このブログをご覧になった皆さまは、BYDのブレードバッテリーについてどのようにお考えでしょうか?
また、EV市場やバッテリー技術の未来について、どのような期待や懸念をお持ちですか?

ぜひ、あなたの率直なご意見やご感想をコメント欄にてお寄せください。

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