渋滞解消の切り札 イーロン・マスク氏のプロジェクト「ベガスループ」ラスベガスで開かれる世界最大規模のテクノロジー見本市CESに登場
アメリカCES イーロン・マスク氏が作った 謎の地下トンネルが出現
毎年、ラスベガスで年始に開かれる世界最大規模のテクノロジー見本市CES
今年は新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めて制限のない開催となりました。
そこで注目を集めていたのがCESの会場を結ぶ地下トンネル、イーロン・マスク氏肝いりのプロジェクト「ベガスループ」です。
トンネルの全長はおよそ2.7キロで、3つの展示会場をトンネルで結び、車で乗客をピストン輸送。
地下にある乗車場に並んでいるのは、もちろん、テスラの電気自動車です。
渋滞嫌いで有名なイーロン・マスク氏が「アメリカの主要都市を悩ませている交通の問題を解決する」として
2016年に立ち上げたトンネル掘削会社「ボーリング・カンパニー」が事業を担当しています。
乗車場から、テスラの電気自動車に乗り、虹色に光るライトの中を進むことわずか、3分ほどで会場に到着。
車1台がやっと通れるほどの狭いトンネルは、現在、ドライバーによる有人運転ですが、
将来的には自動運転の車が、行きたい場所に乗客を運ぶシステムを目指しています。
イーロン・マスク氏によれば、ラスベガスで都市の中心部に全長50キロ近くのトンネルを掘り、
空港やカジノ、ホテルなど51の駅を結ぶ、アメリカ最大級の地下交通網を作る計画中であるとしています。
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