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永野芽郁×大泉洋の感動作『かくかくしかじか』に高評価続出!でも大ヒットとは言い難い理由

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永野芽郁さん主演映画『かくかくしかじか』、公開2週目で興収4億円突破も…複雑なスタートと明暗分かれる話題作

2025年5月16日に公開された、永野芽郁さん主演の映画『かくかくしかじか』。この作品は、人気漫画家・東村アキコさんによる自伝的エッセイ漫画を原作とした実写映画で、漫画家を志す主人公と、彼女を導いた恩師との9年間にわたる絆を描いた感動的な物語です。

映画の公開から2週間が経過した5月26日、配給会社であるワーナー・ブラザース映画から発表があり、本作の累計興行収入は4億480万円、観客動員数はおよそ30万人に達したとのことです。公開初週の3日間で興行収入は1億6,975万円を記録し、実写邦画としては好調なスタートを切ったとも報じられました。

東村アキコさんの原作、豪華キャストの共演

本作の原作は、『東京タラレバ娘』や『偽装不倫』など、多くのヒット作を世に送り出してきた東村アキコさんによる同名エッセイ漫画。東村さん自身の体験をもとに、漫画家を目指す若き女性と、彼女を導くスパルタ絵画教師との関係がリアルかつ情熱的に描かれています。

主人公・明子を演じるのは、今最も注目を集める女優のひとり、永野芽郁さん。そして彼女を厳しくも温かく指導する絵画教師・日高先生を、演技派俳優の大泉洋さんが務めており、ふたりの織りなす濃密な演技が観客の心を動かしています。

不倫疑惑報道が及ぼした影響とは

しかし、映画公開を目前に控えた4月下旬、永野芽郁さんと俳優・田中圭さんとの不倫疑惑が週刊誌で報じられ、作品に暗い影を落とすことになりました。両者の所属事務所は報道内容を否定していますが、ふたりが親しげに寄り添う姿の写真や、LINEでの親密なやりとりが掲載されるなど、そのインパクトは非常に大きく、多くの人々の間で物議を醸しました。

この報道を受け、映画の初日舞台挨拶では報道陣の立ち入りが制限されるという異例の対応が取られるなど、プロモーション活動にも少なからず影響が及びました。また、SNS上でも《主演が永野さんだから観たくない》という声や、《心から作品に入り込めない》といった否定的な意見が多数見られ、映画自体の評価以前に、“鑑賞前拒否感”を抱く観客が一定数存在していたことが明らかになっています。

評価は高いが「絶好調」とは言えない現実

とはいえ、実際に『かくかくしかじか』を鑑賞した方々からは、演技や物語に対する高評価の声も多数寄せられています。大泉洋さんのスパルタ教師役には「説得力がある」「最後には泣かされた」といった感想が多く、永野芽郁さんの自然体な演技も「天真爛漫で引き込まれた」「演技がとても自然だった」と好意的に受け止められています。

大手レビューサイトでも、映画.comでは5点満点中3.8点、Filmarksでは3.7点と、いずれも高めの評価を得ており、作品自体の質に関しては一定の評価が定着しているようです。

一方で、永野さんの直前の主演映画である『はたらく細胞』が、わずか10日間で17.5億円の興収を記録し、最終的には62億円というメガヒットを達成していたことを考えると、『かくかくしかじか』の興行成績は控えめに映るのも事実です。公開館数も大差はなく、『かくかくしかじか』が357館に対し、『はたらく細胞』は365館と、比較対象として妥当な条件であることがわかります。

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人気俳優夫婦の作品と明暗分かれる展開

さらに、『かくかくしかじか』の公開から1週間後となる5月23日には、高橋一生さん主演の映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が公開され、話題をさらっています。初動3日間で興行収入2億5,900万円を記録し、『かくかくしかじか』を上回る勢いを見せており、観客動員ランキングでも『露伴』が4位、『かくかく』が5位となっています。

この『岸辺露伴』シリーズでは、高橋一生さんと飯豊まりえさんが共演しており、私生活でも結婚を発表したばかりの“リアル夫婦”による作品ということもあり、観客からは《ほほえましい》《見ていて気持ちが良い》といった好意的な感想が寄せられています。スキャンダルの影響を受けた永野さんと、幸せな家庭を築いた俳優夫婦との間で、まさに“明暗が分かれた”形となっているのです。

「作品に罪はない」…地道な評価が今後を左右する

映画『かくかくしかじか』は、作品としての完成度が高く、特にラストに向けての感動的な展開に涙する観客も多いと言われています。また、ロケ地として使用された東村アキコさんの故郷・宮崎県や、進学先である石川県・金沢美術工芸大学の美しい風景も、作品の魅力の一部となっています。

それでも、「主演女優のスキャンダル」が観客の選択に大きな影響を与えていることは否めません。《スキャンダル前に観たかった》《内容は良いのに、集中できなかった》という声があるように、作品の出来とは別の要素が、興行成績に重くのしかかっている状況です。

「作品に罪はない」とよく言われますが、それでも主演俳優のイメージが作品に与える影響は大きく、今後の推移も慎重に見守られることになりそうです。果たして、『かくかくしかじか』はこのまま興収10億円を突破し、静かにロングランへとつなげていけるのか──。今後の展開にも注目が集まります。

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