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【海外の評価】2023年に購入を避けるべき最も信頼性の低い自動車メーカー・ブランド ワースト10 米国コンシューマーレポート 最も信頼性の低い車メーカーを公開

クルマのニュース
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新しい車を購入する場合、高額な購入費用が必要になるだけでなく、
多くの車の中から1つを選択する作業は、あなたのストレスになる場合もあります。

商品を購入する際の助けになる、製品レビューに関して、米国では現在、
コンシューマーレポートが、利用できる、最良の診断テスト及びベンチマークとなっています。

コンシューマーレポートのエンジニア、ジャーナリスト、研究者、および
科学者からなるチームは、2000年から2023年までの 300,000台の車からデータを収集。

マイナーなトラブル(きしむブレーキや破損したインテリアトリムなど)と、
主要なトラブル(4輪駆動システムの修理や保証対象外のトランスミッションの問題など)を含む
17のトラブルスポットが、詳細に調査されています。

最も信頼性の高い自動車メーカーと、最も信頼性の低いメーカーのリスト作成の為には、
少なくとも2モデルネンのデータを使用、1点から100点までの点数で評価、予測信頼性スコアを公開しています。

それではいってみましょう。

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ワースト 10位 日産

コンシューマーレポートによる信頼性評価で、日産の平均信頼性スコアは100点中わずか44点。
信頼性が高い アジア勢メーカーの中で、日産は唯一、最低の信頼性評価ランキングに入りました。

北米で展開する、クロスオーバーSUVの「ローグ」が平均以上の信頼性評価を獲得し、
いくつかの高評価のモデルが存在するにも関わらず、平均を下回るモデルが少なからずありました。

SUVの「パスファインダー」では、キャビン内の電子機器や電力機器に関する苦情が多く、
ピックアップトラックの「フロンティア」も、信頼性が平均を下回っていました。

日産の最も信頼性が低いモデルは、北米市場で展開されている「セントラ」(中国ではシルフィ)で、
100点中わずか、9点という、かなり悲惨なスコアで、日産の足を大きく引っ張っています。

「セントラ」のトラブル問題としては、ブレーキ、サスペンション、パワーステアリング、
CVTトランスミッション、空調システムの故障と、塗装に関する苦情などの報告が含まれます。

信頼性の高い、車の製造に関しては、日本をはじめとする アジアの自動車メーカーのほとんどは、
多くのドライバーが愛する人気の車両カテゴリで、高い信頼性を誇っています。

しかし、最新のコンシューマーレポート調査で、アジアのすべての自動車メーカーが、
信頼性において、トップクラスのカテゴリーに入ったわけでは無いことが分かりました。
日産が、トヨタをはじめとする日本のメーカーや、韓国のヒョンデ、起亜などのメーカーに、
ライバルとして、再び 並び、評価されるには、いくつかの改善が必要の様です。

ワースト 9位 ラム・トラックス

ラム・トラックスは、オランダの自動車メーカー、ステランティスの商用車部門で
一般に「ラム」として知られており、軽量および、中型トラックを製造するブランドです。

ラム・トラックスは、ダッジの看板車種であるピックアップトラックの「ラム」が、
ダッジから分離し、単独ブランドとなる形で2009年に発足しました。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価では、ラム・トラックスの平均信頼性スコアは、100点中わずか42点。

現在、ダッジ、フィアット、ジープなど、14ものブランドを含む、多国籍自動車メーカー、
ステランティスグループ傘下のブランドの大半は、品質や信頼性に関する、
多くの問題を抱えていることで知られており、ラム・トラックスもその例外ではありません。

ラム・トラックスは、あらゆる種類の深刻な信頼性の問題を抱えていることで知られており、
特にエコディーゼルエンジンは驚くべき速さで故障することが知られています。

NHTSA 米国運輸省道路交通安全局には、2022年モデル ラム1500の所有者から、
43件もの苦情が報告されています。

ラム1500の苦情は、ブレーキ、エンジン、電気系統、ステアリングなど、多岐にわたります。

貴方が信頼性が高い、ピックアップトラックを探している場合は、トヨタなど、
耐久性があり、優れた品質のメーカーを選択する事をお勧めします。

ワースト 8位 キャデラック

キャデラックは、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズが展開している 高級車ブランド。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価で、キャデラックの平均信頼性スコアは100点中42点。
キャデラック・ブランドの中で、最も信頼性が低いとされたモデルは、フラッグシップSUVである、
キャデラック・エスカレードで、信頼性は、100点満点中わずか37点でした。

キャデラックは、イギリスのロールス・ロイスや、ドイツのメルセデス・ベンツ、米国のリンカーン、
日本のレクサスなどと並び、世界を代表する 高級車ブランドとして知られています。
また、アメリカ大統領の専用車として、第一次世界大戦当時から、現在まで、長年に亘り
ライバルのリンカーンとともに使用され、諸外国で、王侯貴族や政府指導者の専用車として採用、
富裕層にも愛好されています。

キャデラックというブランドに、多額のお金を支払う人々は、コストパフォーマンスの良い、
信頼性の高い車を、購入する事を目的とはしていません。

キャデラックの最大の問題点は、ゼネラルモーターズの 他のモデルと共用する
多くの部品を使用しており、同価格帯の高級車と比較して低いビルド品質です。

NHTSA 米国運輸省道路交通安全局のWEBサイトでは、2022年のキャデラック・エスカレードに対し、
2つのリコールと、3件の苦情が報告されています。

安全上、懸念されるリコールは、「シートベルトバックル アセンブリの不適切なリベット」で、
シートベルトバックルを保持する、リベットが変形し、事故の際、乗員を適切に拘束できず、
怪我のリスクを、大きく高める可能性があると言うものです。

キャデラック・エスカレードは、高価ですが、車で考えられるすべての機能を備え、
搭載されていない機能を 見つける事が難しいほどです。

しかし、キャデラック・エスカレード 最上級グレードの購入には100,000ドル(日本円で約1,300万円)以上が必要で、
多額の金額を支払って得られる 追加の機能は、その値札をカバーするほど、実質的ではなく
搭載される、ほとんどの贅沢な機能は、ドライバーからあまり使用されていないものばかりです。

ワースト 7位 フォード

フォードは、アメリカの自動車メーカー、フォード・モーター・カンパニーのブランド。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価で、フォードの平均信頼性スコアは100点中41点。

フォード・ブランドの中でも、特に信頼性評価の低いモデルは、100点満点中16点のSUV、
フォード・エクスプローラーと、100点満点中 わずか4点という、悲惨なスコアを獲得した、
フォード・F-150 EcoBoost ハイブリッドが含まれています。

フォード・エクスプローラーは、10速オートマチック トランスミッションの問題及び、
あらゆる種類の電子的な問題を抱えており、フルサイズ ピックアップトラックである
F-150 EcoBoost ハイブリッドも、エンジンなど、多くの問題も抱えていることで知られています。

SUVであるエクスプローラーは、2020年および、2021年モデルから予測される 信頼性評価でも、
5点満点中1点という、 獲得できる最低の点数であり、平均をはるかに下回っています。

最も一般的な、フォード・エクスプローラーの苦情の1つであるトランスミッション問題は、
運転中にギアが抜けたり、警告なしにギアをジャンプ、車両が、突然よろめいたり、
揺れたりする傾向があると報告されています。

もう1つの問題には、塗料の反りや泡立ちなど、エクステリアに関するもので、
塗装が欠け、サビや腐食の原因になるというものです。

NHTSA 米国運輸省道路交通安全局は、2022年のフォード・エクスプローラーに対し、
6つのリコールと、40にも上る多くの苦情を報告しています。

ワースト 6位 テスラ

コンシューマーレポートによる信頼性評価で、テスラの平均信頼性スコアは100点中40点。
最も信頼性が低いモデルは、SUVの「モデルY」で、その信頼性スコアは 100点中わずか25点です。

ロードスター、モデルS、モデルX、モデル3 に続く テスラの5番目のSUV電気自動車「モデルY」は、
2019年から販売を開始、すぐにそのクラスで最も売れているEVとなり世界を席巻しました。

テスラ・モデルYは、あなたが購入できる最も人気のある電気自動車の一つである一方で、
あなたが購入できる最も信頼性の低い車の一つです。

ほとんどの車両は、発売された最初の年度に、何らかの問題があります。
しかし、2021年のモデルYは、2020年の67件よりも多い 200件を超える、
NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)への苦情を抱えました。
それにもかかわらず、モデルYは2021年には前年の25,000台を大きく上回る、161,000台以上を販売。

米国コンシューマーレポートの、自動車テスト 担当シニアディレクターは、
「テスラ車を購入する人々は非常に満足していますが、多くの問題も均等に持っている」と話しています。

信頼性ランキングに関する、テスラの地位は、低いにも関わらず、
テスラブランドは購入層に対し、その魅力を維持しているようです。

ワースト 6位 シボレー

シボレーは、アメリカのゼネラルモーターズが、製造・販売する自動車ブランドで、略称はシェビー。
日本では、スポーティーカー、大型SUV、ピックアップトラックなど、いわゆるアメ車のイメージが強いシボレーですが、
オセアニアを除く、ほぼ全世界で展開され、GMでは 数少ない グローバルブランドの一つで、製品ラインナップも多岐に渡ります。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価で、シボレーの平均信頼性スコアは100点中40点。
ブランドの信頼性スコアを大きく落としているモデルは、100点中19点のピックアップトラック、
シボレー・シルバラードと、100点中わずか17点のEV(電気自動車)シボレー・ボルトでした。

シボレーは、アメリカ全土でブランドを代表する、最も人気のある車やトラックのいくつかを製造しています。
しかし、これは、シボレーが信頼できるブランドであるという意味ではありません。

シボレーブランドは、一般的に信頼できないものと見なされています。
シボレーは、信頼性ランキングで下位にランクされることが多く、過去数年間でさらに悪化しています。
このブランドは、信頼性の点で競合他社のトヨタと比較されることがよくありますが、
トヨタは、あらゆる車種で一貫し、シボレーを大差で打ち負かしています。

人気の、ピックアップトラックのシルバラードさえ、ブレーキの故障、トランスミッションの問題、
エンジンの問題、タイヤの突然の空気の損失について、いくつかのリコールが報告されています。

ワースト 4位 GMC

GMCは、アメリカ・ゼネラルモーターズが、北米および中東地域で展開している
商用車、ピックアップトラックおよびSUVを製造するブランド。
日本への正規輸入は行われていませんが、現在、並行輸入車が入手可能となっています。

ほとんどの車種は、シボレーのOEM車で、最大の相違点は車体正面に付けられた「GMC」のエンブレムですが、
豊富な標準装備や、オプションを取り揃え、シボレーとの差別化を図ることも多いブランドです。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価で、GMCの平均信頼性スコアは100点中36点。
ブランドの信頼性スコアを大きく落としているモデルは、シボレー・シルバラードの兄弟車、
ピックアップトラックのGMCシエラ1500で、当然ですが、シルバラードと同じく、
100点中わずか19点という、悲惨なスコアとなっています。

ピックアップトラックは、本来、実用的で、タフであり、信頼できるものでなければならないものです。
しかし、現在では、ピックアップトラックは、所有者にとって、ステータスシンボルに変わりました。

実際、米国コンシューマーレポート評価で最も信頼性の低い、GMCとシボレーのピックアップトラックは、
アメリカでは、市場で最も人気のあるピックアップトラックの代表車種です。

同じように、ジャガーや、アルファロメオは何十年ものあいだ、信頼性が低いことで有名ですが、
多くのドライバーは、いまだに、それらを愛しています。

これは、所有者にとって、車を買う場合、必ずしも信頼性が優れている必要は無いことを示しています。

しかし、あなたが購入する車に信頼性を求めている場合、 はるかに評価が高い、
トヨタなどの、日本製ピックアップトラックを購入する事をお勧めします。

ワースト 3位 フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンは、ドイツの多国籍 自動車製造企業 フォルクスワーゲン・グループの旗艦ブランド。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価で、フォルクスワーゲンの平均信頼性スコアは100点中わずか31点。
ブランドの信頼性スコアを大きく落としているモデルは、皮肉なことに、ブランドで最も人気のあるモデル、
SUVのティグアンで、2019年、2020年、2021年の信頼性スコアに基づき、決定された
2022年モデルの予測信頼性評価は、100点満点中、わずか17点という悲惨なスコアとなっています。

数年にわたり、ティグアンの所有者は、エンジン、ブレーキ、エレクトロニックの問題を報告しています。
NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)は、ティグアンに対し2019年に72件もの苦情と、
後部 コイルスプリング破損など 3回のリコールを報告。
2020年は、21件の苦情と、固定ボルトや、溶接関連で2回のリコール、
2021年は、9件の苦情と、シート固定ボルトや、リアビューカメラで、2回のリコールがあります。
また、2022年には、7件の苦情と、重大な1件のリコール報告があります。

このリコールは、人命にかかわる、安全上もっとも重要な部品のひとつである、ブレーキに関するもので、
「右・前輪近くのブレーキパイプを、固定するナットが緩んでいる可能性があり、
ブレーキ液が漏れ、クラッシュのリスクを高める可能性がある」というリコールです。

フォルクスワーゲン ティグアンは、予測信頼性が低いSUVにも関わらず、
IIHS(米国道路安全保険協会)の、安全性評価「トップ セーフティーピック2021」を獲得しており、
あなたは、ティグアンを購入することに興味を持っているかも知れません。

しかし、購入する場合、あなたは予期しない修理のために、ディーラーに頻繁に通う事を、覚悟しておく必要があります。
あなたが信頼性の高い車の購入を考えている場合、フォルクスワーゲンは、避けるべき主要な自動車メーカーの 1 つです。

ワースト 2位 ジープ

ジープは現在、ステランティス傘下となる、四輪駆動車 専門ブランド。

米国コンシューマーレポートによる信頼性評価で、ジープの平均信頼性スコアは100点中わずか30点。
信頼性スコアを大きく落としているモデルは、人気のモデル、ラングラーとグラディエーターで、
その平均信頼性スコアは 100点満点中わずか21点です。

ジープをはじめ、ダッジや、ラム・トラックスなどのブランドを含むステランティスグループは、
本来、優れたビルド品質や、信頼性で知られているわけではありません。

2023年モデルのラングラーは、NHTSA(米国・運輸省国家道路交通安全局)より、
すでに3件のリコールと、15件もの苦情が報告されています。
マニュアルトランスミッション搭載の 2018~2023のジープラングラー、および
2020~2023のジープグラディエーターは、クラッチプレッシャープレートが過熱し破損する可能性があります。

また、2022年から2023年の、プラグインハイブリッドモデル ラングラー4xeは、
バッテリーパックが、過度の熱を発生、走行中にエンジンが予期せず停止する可能性があります。

2023年のジープ・ラングラーは最新モデルでありながら、騒音が大きく不快であり、
信頼性が低いという事実にもかかわらず、市場では高い人気を維持しています。

ジープブランドの中でも、とりわけラングラーは再販価値が高い事でも有名です。
貴方が保証期間を過ぎた後に、修理に多額の費用を費やすことにうんざりした場合でも、
少なくとも他のモデルより、高い下取り価格で、ディーラーに引き取ってもらえる可能性は高いようです。

ワースト 1位 メルセデス・ベンツ

Mercedes-Benz E 63 AMG (W 212) Facelift 2013, Lack: Palladiumsilber, Ausstattung: Schwarz-Weiß

ドイツの乗用車、商用車メーカーであるメルセデス・ベンツは、米国コンシューマーレポートによる信頼性評価ランキングで初めて、最も信頼性の低いメーカーブランドという不名誉な称号を与えられました。

高級車ブランド として、米国でも人気の高いメルセデス・ベンツは、コンシューマーレポートが評価した
24ブランド中、最下位の24位で、その信頼性評価は平均をはるかに下回っており、
2023年の予測される 平均信頼性スコアは、100点満点中わずか26点という非常に悲惨なスコアとなっています。

ブランドの最も信頼性の低いモデルは、SUVのメルセデスベンツGLEで、その平均信頼性スコアは、
100点満点中わずか23点と、同クラスの平均信頼性をはるかに下回っています。

NHTSA・米国・運輸省国家道路交通安全局は、2022年のメルセデス・ベンツ・GLEに対し、
Webサイトで、4つのリコールと、10件の苦情を公開。

GLEで繰り返し発生するトラブルスポットには、ドライブトレイン、サスペンション、電子機器などで
保証期間中であっても、さまざまな問題が発生する事で知られています。

また、メルセデス・ベンツブランドは、特に車両が保証期間を過ぎた場合に、
あらゆる修理費用が、他のブランドに比べ非常に高額になる事は、間違いありません。

また、ご紹介したワースト10位の中には、ジャガーやランドローバーなどは入りませんでしたが、
非常に信頼性が低く、老朽化に伴い修理費が非常に高くなる為、あなたが新しい車を購入する場合、
それらのブランドには、近づかないようにするのが最善だと思われます。

今回、これらのブランドが、米国コンシューマーレポートのリストに掲載されなかった理由は、
調査が、2000年から2022年モデルまでの 300,000台を超える膨大な車両のデータを収集している為で、
それらは、十分な調査データが得られる為の台数が、米国で販売されていないからにすぎません。

もちろん、車の信頼性は、コンシューマーレポートのデーターが全てではありません。
しかし、米国コンシューマーレポートは、レポートの独立性・公平性を維持するために、
一般企業による広告を掲載することは一切なく、さらに記事を企業の広告目的に使用することすら
一切認めていない非営利の消費者組織であり、購入の際の参考には最適なレポートだと思われます。

あなたが、長持ちする信頼性の高い、高級ブランドの購入を考えている場合、メルセデス・ベンツを忘れて、
代わりに日本製のレクサスなど、はるかに評判の良い車を購入する事をお勧めします。

 

 

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