世界のハードロック界を代表するバンド、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)を率いるギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)さんが10月6日、ガン闘病の末、死去されました。
ヴァン・ヘイレンさんの名前は知らずとも、誰しも聞いたことのあるヒット曲を連発したロックの重鎮の死に、ロックファンのみならず世界の音楽ファンから悲しみの声が多く寄せられています。
今回、ロック界のみならず、音楽業界に多くの足跡を残したエディ・ヴァン・ヘイレンさんについて、改めて調べてみました!
訃報!エディ・ヴァン・ヘイレン死去 息子ウルフが発表!
1980年代を中心に「ジャンプ」や「パナマ」など多くのヒット曲を生み出したアメリカの人気ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン(Van Halen)」。
エディ・ヴァン・ヘイレン死去 息子ウルフがSNSで発表
ヴァン・ヘイレンのリーダー兼、エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)さん死去のニュースは、息子さんの「ウルフ・ヴァン・ヘイレン(Wolf Van Halen)」さんがSNSで発表されました。
ウルフ(ウルフ・ヴァン・ヘイレン(Wolf Van Halen))さんは自身のツイッター(Twitter)への投稿で父エディさんの訃報を発表。
「最高の父親だった。オンステージ、オフステージで一緒に過ごした全ての時間が贈り物だった」と追悼し、「この死から完全に立ち直れるとは思えない。本当に大好きだよ、パパ」とつづった。 AFP
エディ・ヴァン・ヘイレン死去 ガンとの闘病生活
ヴァン・ヘイレンさんの死因はガン。 どれくらいから闘病生活を続けられていたのでしょうか?
実は、ヴァンヘイレンさんは、過去に2度のガン闘病生活をされていました。
①ヴァン・ヘイレンの1度目のガンは2000年、45才? 原因はギターピック?
ヴァン・ヘイレンさんは2000年、当時45才のときに舌癌(ぜつがん)を発症。手術で舌の3分の1を切除したといいます。
2000年に舌がんと診断され、舌の3分の1を切除していたヴァン・ヘイレイさんは原因はギターピックのせいと話されています。
2015年のインタビューで、自身のがんについてエディーはこう答えていた。
「俺はメタルピックを使っていた。真ちゅうと銅でできていて、いつも口に含んでいたんだ。正にその場所に舌がんができたのさ」
「加えて、電磁波が充満しているレコーディングスタジオに住んでいるようなものだからな。ま、一つの理論だ。タバコもドラッグも、あらゆることをやったさ。
でも俺の肺は全く問題がない。俺自身の見解だけどね。でも医者たちも(ピックによる発がんの)可能性はあるって言っていた」
②ヴァン・ヘイレンの2度目のガンは、1度目のガンの転移?
1度目のガンを克服した、ヴァン・ヘイレンさん。今回の死因は、その転移によるものだと言われています。
今回複数の関係者が明かしたところによると、2000年に舌がんと診断され、舌の3分の1を切除していたエディーは、その手術後も、残ったがん細胞が喉に転移していて、治療を受け続けていたとのこと。
2000年の舌ガンから、20年間の長い闘病生活をされていたヴァン・ヘイレンさん。
本当にお疲れさまでした。どうぞ安らかにお眠りください。
訃報!エディ・ヴァン・ヘイレン死去 ロック史に残る名曲の数々
エディ・ヴァン・ヘイレン死去 ヴァン・ヘイレン ウィキ的プロフィール
ヴァン・ヘイレン (英語: Van Halen) は、アメリカ合衆国出身のハードロック・バンド。
米国西海岸におけるアメリカンHR/HM系バンドの先駆者であり、「ジャンプ」などのヒット曲で知られる。
また、リーダー兼ギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンによる、「ライトハンド奏法」を広く普及させた事でも知られる、世界的にも有名なロックバンドである。
全米で5,650万枚以上、全世界で8,000万枚以上のアルバムセールスを記録。1992年、グラミー賞受賞。2007年、ロックの殿堂入り。
ウォール・ストリート・ジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」にて17位。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エディ・ヴァン・ヘイレン死去 ヴァン・ヘイレン ヒット曲の数々!
長い活動期間の、ヴァン・ヘイレン。とても紹介しきれないのですが代表曲を抜粋してみました!
①1978年「ユー・リアリー・ガット・ミー」(キンクス・カバー)デビュー
なんと、ヴァン・ヘイレンはデビューした1978年に、異例の初来日を果たしています!上記映像はなんと日本のテレビに初出演した時の貴重映像です!
実は、当時としては異例の速さの初来日『他のミュージシャンの来日ツアーがキャンセルとなったことにより、デビュー後半年という異例の早さでの初来日となった。』そうです。
同年2月にリリースの、アルバム『炎の導火線』(原題:Van Halen)は、現在なんと1000万枚以上を売り上げています!
②世界的大ヒット「ジャンプ」、収録のアルバム「1984」で一躍有名に
ヴァン・ヘイレンの6thアルバム「1984」に収録されている曲です。 同アルバムのリードシングルとして、1983年12月にリリースされました。
ヴァン・ヘイレンの最高傑作と言われる同アルバムは、世界中で1,000万枚以上を売り上げています。 シングル「ジャンプ」は5週連続1位!
③アルバム「1984」からのシングルカット、「パナマ」
アルバム「1984」からのシングルカットとなった「パナマ」(パナマ – “Panama” )。
アルバム「1984」からのシングルカット「パナマ」と「アイル・ウェイト」はともに全米でトップ20ヒット。
アルバム「1984」は、全米で1,000万枚以上を売り上げる記録を出し、アルバム『炎の導火線』(原題:Van Halen)2枚のアルバムが1,000万枚以上売り上げる記録を持っています!
④ヴァン・ヘイレンのライト・ハンド奏法!「暗闇の爆撃」
デビューアルバム『炎の導火線』(原題:Van Halen)に収録された、『暗闇の爆撃』( -“Eruption” (Eddie Van Halen) )で、ライト・ハンド奏法は、当時のギターキッズの憧れでした。
アルバムでは、1分42秒の短い、インスツルメンツですが上記ライブ映像では、かなりライブパフォーマンスの為、長めの演奏となっています。
訃報!エディ・ヴァン・ヘイレン死去 世間の声まとめ
【E・ヴァン・ヘイレン氏死去】https://t.co/ggYjoK6n5n
ハードロック界を代表する米バンド、ヴァン・ヘイレンを率いたギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンさんが6日、がんとの闘病の末、死去した。65歳。息子のウルフさんが発表した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 6, 2020
65歳という若さで、またひとりロックの伝説的人物が亡くなったという訃報に、世間では多くの悲しみの声が寄せられています。
彼のギタープレイを聴いたのはマイケル・ジャクソンの「Beat It」でした。後で知ったのだけど。
「Jump」を聴いてファンになり、そこから遡って全作品を何度も聴き重ねた。中でも「Unchained」、アルバムでは「FAIR WARNING」が大好きでね。
ライトハンド奏法が有名なんだろうけど、ギターで「こんな音が出るのか」と驚くプレイの方が個人的には好きだった。安らかに。
正直、好きになったきっかけは好きだったギタリストが好きなギタリストだったから。
でも大好きになり生で見たい見たいと思ってて、好きになって20年以上経った2013年の日本ツアーで、癌の事もあってコレを見逃したら生でエディーを観るチャンスは無いかもと思い観に行った。
本当に観に行って良かったし、来日してくれた事に感謝してる
エディのギターに憧れてコピーしまくった十代。気づけば自分もプロの音楽家になっていた。
エディのあのワクワクさせるようなギターには遠く及ばないけど、間違いなく今の僕に大きな影響を与えてくれた。
今まで素晴らしい音楽と夢をありがとう。
心よりお悔やみ申し上げます。
大ショック…。初めてジャンプを聞いたのは小5のとき。それまで聖子ちゃん、明菜ちゃんと言っていた私が一気に別世界に大ジャンプ!洋楽ロックへ足を踏み入れるきっかけとなった曲でした。
あのイントロの衝撃。毎朝起きる目覚ましもこの曲。受験勉強に気合を入れ直すのもこの曲。
それから何十年もたち、好きなアーティストもたくさんできたけど、やっぱり私にとってこの曲が原点。今日まで何百回聞いたか分かりません。 本当に残念です。悲しい。
オランダ・ナイメーヘンに生まれ、アメリカのロサンゼルス近郊のパサデナへ一家で移住。
まさにアメリカンドリームを掴み、ロックの伝説を作った、エディ・ヴァン・ヘイレンさん。
ご冥福をお祈りいたします。
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