世界ランク1位の大坂なおみさん、天才少女コリ・ガウフに圧勝!
ニューヨークで開催の全米テニスオープン第6日、女子シングルス3回戦で大会2連覇を目指す第1シードの大坂なおみさん(21歳)が出場しました。大坂さんは今回大会主催者推薦で出場した話題の天才少女、コリ・ガウフ(15歳・アメリカ・世界ランキング140位)さんにゲームカウント6―3、6―0で2セット連取のストレートで勝利し、今大会のベスト16入りを決めました。コリ・ガウフさんは7月に行われたウィンブルドン選手権テニスで予選から勝ち上がり、あのビーナス・ウィリアムズさん(アメリカ)を破り自力で4回戦まで勝ち上がったアメリカ期待のプレーヤーです。しかし大坂さんは今回、世界ランキング1位の風格のある試合運びでコリ・ガウフさんに勝利しました!
大坂さん王者らしい風格ある試合運びで、コリ・ガウフさんに勝利
はじめ第1セットでは、大坂なおみさんの方にショットミスなどが目立ちブレーク(レシーブをするゲームに勝つ事)合戦となってしまいましたが、ウイナー(相手ラケットに触れられずにポイントが決まったショット)を15本決めるなどしてラリーで優位にたちゲームを先取していくと、次の第2セットでは反対にガウフさんにミスが続出する様になりました。ガウスさんはダブルフォールトも5本と次第に自滅の展開に・・・。スタッツ(ファーストサーブの確率)はサービスエースが大坂さん5本、ガウフさん2本。ダブルフォールトは大坂さん1本、ガウフさん7本。ウイナーは大坂さん24本、ガウフさん8本。凡ミスは大坂さん17本、ガウフさん24本。試合時間は1時間5分と比較的短い試合でした。
泣き崩れる15歳のガウフさんを、大坂さんがインタビューに誘う
大坂なおみさんは試合後に泣き崩れるガウフさんに歩みよって「あなたは頑張ったわ。インタビューを一緒にやりましょうよ!」と声をかけました。最初ガウフさんは断りましたが、もう一度大坂さんが「一緒にやりましょう」と誘い2人でインタビューに臨みました。 ガウフさんは「きょうの試合は本当に彼女(大坂さん)が凄かったわ。試合から学ぶことがたくさんあり、この機会いただいた事を感謝します。」と大坂さんに感謝の気持ちを述べました。 その後、大坂さんガウフと抱き合い「ガウフさんのチームと家族に敬意を表します!(大坂さんが)前から知ってる私達が努力を重ねてやっと今、この舞台にいるのが本当に嬉しい。私もこの試合で成長できましたた。試合中声援も素晴らしく、また相手が、コリ(ガウフさん)だから今日はより集中力が出せましたわ!」と笑顔で話しました。またコリ・ガウフさんをインタビューに誘った理由として「スタンドで見ていた観客の方の多くがお客さんガウフを見る為に来られました。(彼女が1人で)シャワールームで泣くより、インタビューを受けた方がいいと思ったの。」その後、2人はスタンドの観客は大歓声を受けました。
メンタルの弱さを指摘される事も多かった、大坂なおみさん今回の大会では王者らしい風格で勝ち進んでいます。次の試合も楽しみですね!
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