NBAとNFLのスーパースターの二人、チーム大坂として応援
大坂なおみさん、29日ルイ・アームストロングスタジアムで行われた全米オープンテニスの2回戦で、現在世界ランキング1位の大坂なおみさん（２１歳・日清食品）が、世界ランク53位のマグダ・リネッテさん（ポーランド）にゲームカウント《6－2、6－4》の２セット連取ストレートで勝ち、見事３回戦に進出しました！この日は大坂なおみさんの 2連覇に向けて、豪華な顔ぶれが応援団に参加しました。スタジアムの関係者席には、NBAで活躍されていたコービー・ブライアントさんと、NFLアメリカンフットボール選手で人種差別反対として抗議行動を取ったコリン・キャパニックさん、応援されていました。大坂さんは試合後ストレートで勝った事もあり笑顔で「あまり長い時間、大切な二人を暑い場所に座らせておくのが悪くて早い時間で勝てて良かった！」とインタビューに答えました。
大坂なおみさん、世界の一流アスリートの仲間入りに実感
大坂さんは昨年優勝するまでは、海外ではほとんど無名といってもいい選手でした。大坂さんも現在の自分が信じられないといった様子で、試合後のインタビューで興奮気味に「今年はコービー・ブライアント、コリン・キャパニックが、私の応援来てくれてるの！本当に信じられないわ。人生って分からないものなの！」と話されていました。 大坂さんにとってブライアントさんは、自分の人生の師匠のような存在との事。「ブライアントは私の人生のアドバイザーなの。彼はアスリートとして、人間としてすごく尊敬しているわ。」 その二人の前で大阪さんは、１回戦ではやや硬さが見られたプレーから一転、２回戦では冷静に自分の作戦を遂行する王者としての貫禄勝ちを収めました。
３回戦で大坂さんに立ちはだかるのは、なんと１５歳の天才少女
３回戦は早くも話題になっています。それは大坂さんの相手が天才少女の呼び声も高い若干１５歳の《ガウフ・世界ランク１４０位》さんだからです。彼女は大会推薦枠で今大会初出場ながら、今年７月のウインブルドン大会では予選から勝ち上がってあのヴィーナス・ウィリアムズさんを破って１６強まで進出、一躍時の人となった女の子です。大坂さんは「ガウフはとっても可愛いいわ、それと他の選手とロッカーで話さないストイックな所とか、私と似た感じがするのよ。対戦が楽しみだわ！」と対戦を心待ちにしているようです。
今回の試合後にはたくさんの子供たちが、大坂さんにサインを求めてきました。また、試合前に行われるイベントである《キッズデー》の時にも、大坂さんの公開練習のあと、たくさんの子供がサインを求めてコートサイドへ集まっていました。 実は大阪さん自身も子供の時《キッズデー》によく訪れていたそうで、そんな子供たちに今度は大坂さんが感謝のメッセージを込めて時間がある限りサインやハグをされているそうです。
大坂さんは３回戦の相手に対し「ガウフがすごいって話を聞くと、自分自身を試すためにも、その選手と対戦したくなるのよ！」と話されています。ファンの子供達、そして日本のファン、何より大坂さんの為に今度の試合をいつもの様に全力で戦って欲しいですね！
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