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「涙が止まらなかった…」母の想いに気づいたのは40歳──いとうあさこが明かす家族の愛

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エリート一家に生まれながらも“家出”という選択——いとうあさこさんの知られざる半生とは

2025年5月25日に放送されたTBS系番組『日曜日の初耳学』(毎週日曜22時放送)に、お笑いタレントの**いとうあさこさん(54歳)**が出演され、ご自身の家庭環境や過去の壮絶な経験、そして今に至るまでの道のりについて赤裸々に語られました。

そのお話の中には、知れば知るほど胸が熱くなるようなエピソードの数々があり、スタジオも涙と感動に包まれました。今回はその放送内容をもとに、いとうさんの人生に焦点を当ててご紹介いたします。


■ エリート揃いの家庭に生まれた少女時代

いとうあさこさんは、お父様とお兄様が東京大学ご出身という、まさに“エリート一家”の中で育ちました。番組では、幼い頃の映像とともにその家族構成が紹介されると、スタジオは驚きと称賛の声で包まれました。

また、いとうさんご本人も、小学校から高校まで「女子御三家」と称される雙葉学園に通われたという、まさに超名門の学歴をお持ちです。同じ學校の卒業生としては、女優のかたせ梨乃さんやフリーアナウンサーの高橋真麻さんなどが挙げられ、自由な校風のもとでそれぞれが自分らしい道を歩まれていることにも触れられました。

いとうさんも「個性を尊重する校風の中で育ったため、子どもながらに何かしらの“圧”のようなものを感じていた」と当時を振り返り、スタジオに共感の空気が広がりました。


■ 19歳で選んだ“家出”という決断と、知られざる母の愛情

このような名門の家庭で育ったいとうさんですが、19歳の時に突然家を出るという大きな決断をされました。本人曰く「図書館に行く」と言って家を出たまま、実はそれまでに2年近くかけてお金を貯め、3畳一間のアパートを借りていたという徹底ぶり。

しかし、その家出は3~4日でご両親に見つかってしまったとのこと。それでもご家族が無理に引き戻すようなことはせず、ただ静かに「生きているかどうか」を確認するような態度だったそうです。

その後、いとうさんは一度も実家に戻ることなく、今に至るまで**“家出しっぱなし”の状態が35年続いている**と語りました。

そんな中、番組内では心温まるエピソードも紹介されました。いとうさんが成人式に出席できなかった際、同級生のお母様がいとうさんのために着物を貸し、写真館で記念写真を撮影してくださったというのです。

さらに、そのとき同級生のお母様がいとうさんのお母様に気を配り、記念撮影を見られるようにゆっくりと車を走らせていた、という秘話も明かされました。そして何より感動的だったのは、その着物の帯留めと帯締めが、いとうさんの母親から密かに手渡されていたという事実。いとうさんがそれを知ったのは、なんと40歳になってからだったそうです。

この話に、いとうさんは「涙が止まらなかった。本当にそんなことがあったなんて……」と語り、母の深い愛情に胸を打たれた様子でした。


■ 壮絶な無人島生活と、それを支えた雙葉学園での学び

いとうさんが芸人として注目を集めたのは、30歳で出演した日本テレビの伝説的バラエティ『進ぬ!電波少年』の企画「15少女漂流記」でした。これは、何も知らされていない少女たちがタイの無人島から自力で脱出するという過酷なサバイバル企画。

この半年間にわたる壮絶な体験について、いとうさんは「正直、いつ終わるか分からない状態で、精神的にかなり追い詰められた」と回想。それでも、「雙葉学園で学んだ星の知識」が役に立ったそうで、イカダで海を漂流していた際に太陽の沈む方向=西という判断材料から、陸地の方向を導き出すことができたといいます。

「しなくていい経験もあるけれど、生きる力や、自分の根底の強さを実感することができた」と語る姿は、多くの人に勇気を与えるものでした。


■ 大人の敷いたレールに疑問を抱いた19歳

いとうさんが家を出るきっかけとなった背景には、尾崎豊さんの音楽との出会いがありました。「大人の敷いたレールの上を歩く」という歌詞に強く共感し、大学進学・就職・結婚という“当たり前”に疑問を感じたのだといいます。

常識に縛られず、自分の意思で人生を切り開く——そんな決断は、決して容易なものではなかったはずです。しかし、彼女はそれを実行に移し、今や多くの人々に笑いや感動を届ける存在となっています。

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■ 今でも変わらぬご両親の愛情

いとうさんのご両親は、今でも娘が出演するテレビ番組をすべて録画し、大切に保存しているそうです。お父様は出演情報をプリントアウトし、そこにお母様が一言添えるという、なんとも微笑ましいエピソードも紹介されました。

なかでも印象的だったのは、振袖姿が“ボヤ騒ぎ”とイジられた時に添えられていたお母様の言葉——「あさこの振袖姿が美しい」。その一言には、どれほどの愛情が込められていたことでしょう。


最後に

いとうあさこさんの歩んできた道は、決して平坦ではありませんでした。エリート家庭に生まれながら、常識に疑問を抱き、家出という選択をした19歳の彼女。その後、過酷な環境や挫折を乗り越え、今では誰もが知る存在となりました。

彼女の生き方には、自分の信じた道を貫く勇気と、それを静かに見守る家族の愛情が詰まっています。いとうさんのこれからの活躍にも、ますます注目が集まりそうです。

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