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【中国EV炎上】リチウム爆弾!63億円が海の藻屑、EV船火災多発の裏で…誰も報じない中国の無責任体質

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世界を震撼させた大規模船舶火災──EV輸送の深刻なリスクとは

皆さま、こんにちは。
本日は、電気自動車(EV)の安全性と、それを取り巻く輸送リスクについて、2025年6月に発生した衝撃的な事故をもとに詳しくお伝えいたします。

2025年6月3日、世界中のメディアが一斉に報じたのは、米国アラスカ州アダックの南約482km、北太平洋の海上で発生した貨物船火災という衝撃的なニュースでした。事故の当事者は、リベリア船籍の自動車運搬船「モーニング・メドウ号」。この船には、およそ800台の電気自動車を含む、合計で約3000台もの車両が積載されておりました。

火災の発生を受け、船内では懸命な消火活動が行われましたが、その努力も虚しく、炎の勢いは制御不能となってしまいました。最終的に船体は港に曳航されたものの、積載されていた多くの車両は甚大な損傷を受ける結果となりました。

幸いなことに、乗組員22名全員は、アメリカ沿岸警備隊の迅速な救助活動によって無事に退避することができ、人命に関わる被害は発生しませんでした。この点に関しては、不幸中の幸いといえるでしょう。

火災の経緯と未解明の原因

「モーニング・メドウ号」を管理する海運会社ゾディアック・マリタイムによると、最初に異変が確認されたのは、あるデッキから煙が立ち上るのが目撃されたことから始まりました。乗組員たちはただちに船内の消火システムを起動して初動対応に当たりましたが、火の勢いは予想以上に強く、制御することができなかったといいます。

専門家の見解によると、このような船舶火災は完全に消し止めるまでに数日から数週間を要する可能性があり、積載されていた車両すべてが全損となる可能性が極めて高いと指摘されています。

さらに、この船には約350トンの液化ガスと1530トンの燃料油が積まれていたことが判明し、火災の危険性を一層高める要因となりました。

EVの輸送リスクと過去の事例

電気自動車を積んだ船が火災に見舞われたのは、今回が初めてではありません。2022年2月、日本の商船三井が運航していた「フェリシティ・エース号」も、フォルクスワーゲンやポルシェ、ランボルギーニなどの高級車約3965台を積んだ状態で火災を起こし、最終的には沈没に至るという大惨事となりました。
この時の物的損害は、車両だけでも約630億円と推定され、自動車メーカーや保険業界に甚大な影響を与えました。

また、2023年7月には川崎汽船がチャーターした「フリーマントル・ハイウェイ号」がオランダ沖で火災を起こし、乗組員1名が死亡、7名が負傷するという痛ましい事故も起きています。船にはEVが当初25台積載されていたとされていましたが、後に498台だったことが明らかになりました。

こうした過去の事例を鑑みると、EV輸送の安全性に対する懸念がますます高まっているのも無理はありません。

中国国内での反応と報道の在り方

この事故は中国から出港した貨物船が関与していたため、中国国内でも注目を集めました。しかし、中国国内の大手メディアによる報道では、出発地が中国であることや煙が積載されたEVから発生したという点には触れられておらず、情報の一部が意図的に省かれていた可能性が指摘されています。

一方、中国のSNS「微博(ウェイボー)」では、民間のアカウントがこの事実を詳細に伝え、コメント欄では「電気自動車はまるで移動式爆弾のようだ」といった辛辣な意見が相次ぎ、激しい議論が巻き起こりました。

増え続けるEV火災──自然発火の実態

実は中国では、EVによる自然発火事故が深刻化しています。2025年の最初の4ヶ月間だけで、少なくとも112件の自然発火事故が報告されており、これは1日に1件のペースで火災が起きている計算になります。

5月30日には、山東省で20台以上のEVが焼失する火災が発生し、黒煙が空を覆う光景が確認されました。4月15日には中国製EV2台が高速道路上で追突して炎上する事故もありましたが、そこを通り過ぎたテスラ車は無事だったという事例も報告されています。

このような事例が相次ぐ中、中国の消費者の間ではEVに対する不信感が急速に広がっている状況です。

技術的課題と環境リスク──中国製EVの実力とは?

EVのコア技術であるリチウムイオンバッテリーは、衝撃や高温、経年劣化によって熱暴走という非常に危険な現象を引き起こす可能性があり、消火が極めて困難です。また、これらのバッテリーを冷却するには膨大な量の水(1万~3万L)が必要とされ、消火活動が難航する原因ともなっています。

さらに、中国のEVメーカーの多くは、海外メーカーの技術を模倣しており、特にバッテリー管理システムや素材管理において品質のばらつきが大きいと専門家は警鐘を鳴らしています。

バッテリーの寿命も課題です。一般的に3000回程度の充電サイクルで性能が劣化し、5~8年で交換が必要とされます。しかし、その交換費用は車両価格の半分以上に相当し、新車を購入するのとほぼ同じコストがかかります。

加えて、廃棄バッテリーに含まれる有害物質は自然分解が困難で、長期的には土壌や水源を汚染するリスクがあるとも言われています。

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EVの未来に必要なものとは

現時点でのEV産業は、その急成長の裏で多くのリスクを抱えています。中国の専門家は、「国産EVは、派手な見た目や最新の機能ばかりが注目されているが、最も大切なのは“安全性”と“信頼性”である」と述べています。

そして私たち消費者は、自動車を購入する際には、その魅力的なスペックや価格だけでなく、自分と家族の命を守るという視点からも判断する必要があります。


テクノロジーの進化が私たちの生活を便利で豊かにしてくれる一方で、その裏に潜む危険性や環境への影響を軽視してはなりません。
今回のような事故を通じて、私たちは改めて「安全とは何か」「持続可能な未来とは何か」を問い直す機会を得たのではないでしょうか。

皆さまは今回のニュースをご覧になって、どのようにお感じになられましたか?ぜひコメント欄でご意見をお聞かせください。

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