【米国スバル発表】約530万円から! ピュアスポーツ「BRZ」2026年型が登場!特別仕様車「tS シリーズイエロー」もラインナップ!
スバルのアメリカ法人(スバル・オブ・アメリカ)は、2025年9月24日(現地時間)に、同社の誇るピュアスポーツモデル「BRZ」の2026年モデルを発表いたしました。
この「BRZ」は、スバルとトヨタが共同で開発した、フロントエンジン・リアドライブ(FR)レイアウトを採用する本格的なスポーツカーです。スバルのアイデンティティである水平対向エンジンと後輪駆動の組み合わせにより、非常に軽快で意のままになるハンドリング性能を特徴としています。初代モデルは2012年に登場し、現行型は2021年にフルモデルチェンジを果たした2代目に相当します。
2026年型 BRZ の主なトピック:グレード体系の刷新
今回発表された2026年型「BRZ」の最も大きな変更点は、グレード体系の見直しと、鮮やかな特別仕様車「シリーズイエロー」の登場です。
従来のエントリーグレードであった「プレミアム」が廃止され、今後はより装備が充実した上級グレードの「リミテッド」と、走行性能を徹底的に高めた「tS」の2グレードに集約されます。
特に、高性能グレードである「tS」は、ブレンボ製ブレーキシステムなどを採用することで足回りが大幅に強化されており、よりスポーティな走行を求めるドライバーの期待に応えるモデルとなっています。
鮮烈なカラーを纏った特別仕様車「シリーズイエロー」
今回新たにラインナップに加わった特別仕様車「シリーズイエロー」は、この高性能グレード「tS」をベースとして仕立てられています。
【エクステリア(外装)の特徴】
ボディカラーには、目を引く鮮やかな「サンライズイエロー」が採用されています。この情熱的なカラーリングを際立たせるため、18インチのアルミホイールとリアオーナメントにはマットブラック塗装が施され、全体として非常に引き締まったスポーティな装いとなっています。
【インテリア(内装)の特徴】
インテリアにおいても、特別感あふれる演出がなされています。シートやステアリングホイールなどに施されたステッチのカラーが、ボディカラーと同系統のイエローとなり、統一感のあるデザインが実現されています。さらに、ドアトリムには専用の刺繍が施され、スポーツカーとしての刺激的な雰囲気に、遊び心と個性がプラスされた空間が提供されます。
この「シリーズイエロー」は、日本市場において2025年9月に発表され、300台限定で販売された「STI Sport YELLOW EDITION」と概ね同等の内容となっています。ただし、日本市場向けには6速マニュアルトランスミッション(6MT)と6速オートマチックトランスミッション(6AT)の両方が設定されましたが、この米国市場向けの「シリーズイエロー」は6MTのみの設定となります。なお、現地に割り当てられる販売台数については、現時点では公表されておりません。
2026年型 BRZ の米国価格
米国で発表された各グレードのメーカー希望小売価格(MSRP)は以下の通りです。(※発表当時の為替レートに基づいた日本円換算値も併記しています。)
グレード名 | トランスミッション | 価格(ドル) | 価格(日本円換算・概算) |
リミテッド | 6MT | 35,860ドル | 約530万円 |
リミテッド | 6AT | 36,710ドル | 約540万円 |
tS | 6MT | 38,360ドル | 約570万円 |
シリーズイエロー | 6MT | 39,360ドル | 約585万円 |
これらの2026年型モデルは、2026年の初頭に、現地のスバル販売店に到着し、販売が開始される見通しです。
「BRZ」は、その純粋なドライビングの楽しさで世界中のファンを魅了し続けています。今回のグレード再編と特別仕様車の追加により、より多くのドライバーが、その軽快なピュアスポーツ性能を体験できるようになることが期待されます。
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