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公共モラル崩壊!エアコン目当てに老人が殺到!マクドナルドが老人ホーム化!?中国の無法地帯がヤバすぎる

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高齢者が「無料の避暑地」としてファストフード店に殺到:中国の夏に起きている静かなる社会問題とは?

皆さまは、現在の中国におけるファストフード店やスーパーマーケットで起きている、ある”信じがたい光景”をご存知でしょうか?それは、エアコンの効いた快適な環境を求めて、高齢者たちがこれらの店舗に長時間滞在するという現象です。中には、自宅のリビングのようにくつろぎ、時には店舗の営業に深刻な支障をきたすケースもあると報告されています。

暑さと節約の板挟み:中国高齢者が抱える夏の苦悩

中国では、連日の猛暑が続いており、外出中の避暑地を求める人々が少なくありません。特に年金収入の限られた高齢者にとって、自宅でエアコンを長時間使用することは経済的負担となります。結果として、彼らの多くは涼を求めて、冷房が効いたファストフード店やスーパーマーケットなどの公共空間に身を寄せるようになっています。

ある動画では、スーパーマーケットの休憩スペースに数百人もの高齢者が集まり、まるで”無料の避暑所”であるかのようにトランプをしたり、たばこを吸ったり、大きな声で談笑している様子が映し出されていました。スタッフが注意しても、ほとんどの高齢者は耳を貸さず、その場に居座り続けるというのです。

ファストフード店が「高齢者サロン化」:営業に深刻な影響も

2025年7月17日、中国のあるマクドナルド店舗で撮影された動画がSNS上で大きな話題となりました。その映像には、10人以上の高齢者がテーブルを囲み、大声でトランプゲームに興じている様子が映っており、店内はまるで”高齢者の集会所”のような雰囲気に。時間帯は昼食時であるにもかかわらず、他の一般客はほとんどおらず、店舗の通常営業が難しくなっていることが伺えました。

このような状況は、一過性の問題ではありません。地元の人々によれば、数年前から同様の問題が繰り返し起きており、高齢者たちは朝から晩まで店内に居座り続けることも少なくないと言います。魔法瓶にお茶を入れて持参する人もいれば、禁煙エリアでたばこを吸う人もおり、マナーの悪さが目立つようになってきました。

上海では鍋料理を持ち込み!?驚愕の光景に他の客も絶句

中でも特に驚かされたのは、上海のマクドナルドで撮影された映像です。ある高齢者グループは、エアコンを求めて来店しただけでなく、なんと自宅で作った鍋料理をプラスチック容器に入れて持ち込み、堂々と店内で食事を始めたのです。料理はトウモロコシとスペアリブのスープで、その香りが店内に漂い、ハンバーガーの香りと混ざり合った結果、他の来店客たちは呆然とするしかなかったとのことです。

このような行動は、マクドナルドだけでなく、中国国内に2万店舗以上を展開するファストフードチェーン「ウォレス」でも多発していると報告されています。ウォレスのスタッフは「ここは高齢者のサロンではありません。営業に支障が出ている」と訴えており、深刻な経営課題となっています。

高齢者の「自由すぎる」行動は全国で報告:公共の秩序との衝突

この問題は特定の地域や店舗に限られた現象ではありません。北京や成都市、さらには公州市など、全国各地で同様の報告が相次いでいます。公州市の地下鉄駅近くにある店舗では、地元の人々から「高齢者向けのクラブのようだ」と揶揄されるまでになっているのです。

さらに、中国南部の某所では、農家が栽培したじゃがいもを無断で掘り返して持ち帰るという大規模な窃盗事件まで発生しました。被害は数千kgにも及び、最終的には警察が捜査に乗り出すという事態に発展しました。この行為に関与したのも、やはり高齢者が中心だったといいます。

ダンス、道路封鎖、鉄道でのパフォーマンス…次々と報告される迷惑行動

高齢者の行動は、広場でのダンスやウォーキングイベントでも問題視されています。2024年7月15日には、100人以上の高齢者ウォーキンググループが主要道路を占拠し、サイレンを鳴らす緊急車両にも道を譲らなかったという事件が発生しました。これにより、消防車や救急車が数分間停止を余儀なくされるという深刻な影響が出ました。

さらに高速鉄道の車内では、高齢の女性たちが歌い踊り、カメラにポーズを取るなどの行為が目撃され、SNS上では「この電車はあなたの家ではない」「他人の安全を考えてほしい」といった厳しい批判の声が多数寄せられました。

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なぜこのような行動が多発するのか?背景には複雑な社会事情が

こうした一連の出来事の背景には、中国社会が抱える複雑な経済的・文化的問題が存在しています。専門家によれば、現在の中国では経済成長が鈍化しており、特に地方都市や農村部では年金や医療制度の不備により、高齢者の生活が不安定な状態にあるといいます。

ファストフード店や商業施設は、エアコンやWi-Fiが無料で利用でき、冷たい飲み物や座席も用意されています。そうした空間は、彼らにとって「無料で生き延びるための避暑地」として機能しているのです。

問題はマナー違反にとどまらない:ブランドイメージや社会のあり方を問う問題に

マクドナルドやウォレスといったグローバル・ブランドにとって、このような行動はイメージを大きく損なうリスクにもつながります。外国人観光客がこうした光景を目にした時、彼らは中国という国、そしてその文化に対して何を感じるのでしょうか。

この問題は、単なる「マナー違反」では済まされない、現代中国社会における高齢者福祉、公共意識、経済格差といった複数の課題が交差する非常に根深いテーマであると言えます。


あなたのご意見をお聞かせください

皆さまは、こうした現象についてどのようにお考えでしょうか?
公共の場を利用する自由と、周囲への配慮とのバランス。
高齢化社会における居場所の問題や、貧困との向き合い方――。
ぜひ、コメント欄にて皆さまのご意見やご感想をお聞かせいただければ幸いです。

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