【地震速報】2025年6月23日、中国でM4.3の地震が発生――広範囲にわたる揺れと住民の恐怖
2025年6月23日(月)午後6時頃、中国の関東省・賞支援士新庄付近を震源とするマグニチュード4.3の地震が発生いたしました。震源の深さはおよそ10キロメートルと非常に浅く、地震の規模自体はそれほど大きくないものの、都市部の密集地域に近い場所での発生であったため、広い範囲に揺れが及びました。
◆ 広範囲に観測された揺れ――香港やマカオでも
今回の地震による揺れは、中国東部の沿岸部に広がる公衆、仏山、東山、主海をはじめ、遠く香港やマカオに至るまで観測されており、その影響の広さに多くの人々が驚きを隠せませんでした。
SNSや現地報道によると、揺れの瞬間に撮影された動画では、建物全体や室内のシャンデリアが激しく揺れている様子が確認されています。突然の揺れに驚いた人々は、恐怖心から家や商店などから一斉に外へと飛び出し、街中は一時的に混乱状態となりました。
◆ 恐怖に包まれた避難の瞬間――人々の証言
近隣の学校では、生徒たちが安全確保のために校庭やグラウンドへ避難する様子も報告されています。ある家庭では、父親が揺れを感じた直後に小さなお子さんを抱き上げ、ダイニングテーブルの下へと避難したとのことです。
また、揺れの後には「建物がわずかに傾いているように見える」といった報告も寄せられ、住民たちはさらなる余震に備え、建物の1階や屋外の開けた場所へ避難するなど慎重な行動をとっていました。
地震の直後に撮影された映像や現地の声からは、その場の緊迫感と不安がひしひしと伝わってきます。
「たった今、人生で最も恐ろしい体験をしました。あの建物の揺れ、忘れられません…。最初は何かが爆発したのかと思いました。身体が震え、携帯電話と財布だけを握って急いで階下へ走りました。本当に怖かったです。」(現地住民の声)
別の住民からも、次のような証言が寄せられています。
「ちょうど2階に上がってきた時、大きな音とともに建物全体が揺れ始めました。外では多くの人が叫びながら走り回り、完全なパニック状態でした。今も手が震えています。」
震源地に近い賞支援士では、道路にひび割れが生じたり、建物の壁に損傷が見られる場所もあったとされます。
◆ 政府の対応と広がる不安
地震発生後、現地当局は「この地震による人的被害は現時点では確認されていない」と発表しています。しかしながら、多くの住民が今回の地震で強いショックを受け、精神的な不安やトラウマを抱えていると報じられています。
SNS上では、揺れの瞬間を捉えた動画が次々と投稿され、その中にはエレベーター内で人々が不安そうに揺れを耐える様子や、必死に避難しようとする姿も映し出されていました。
中国政府は「今回の地震は自然の地殻活動によるものであり、過度な心配や混乱を招く必要はない」と国民に向けて冷静な対応を呼びかけました。しかし、その言葉が全ての国民の不安を取り除くには至っていないようです。
◆ 心温まる一幕と、SNSの反応
中でも印象的だったのは、午後6時48分に家庭内の監視カメラに映された一場面です。夕食の最中、揺れに気づいた父親が息子を抱えて外へ避難しようとする姿が映っていました。しかしその直後、息子は「食事がまだ終わっていない」と思い出し、皿とご飯の茶碗を持って再びテーブルに戻り、食べ続けようとする様子が記録されていたのです。
この映像に対し、ネットユーザーたちは次のようなユーモアあふれるコメントを寄せています。
-
「ご飯をしっかり食べないと走る体力がつかないからね」
-
「命か、食事か……この子がちょっぴりぽっちゃりな理由が分かった気がする」
恐怖の中にも、こうした人間味のあるエピソードが人々の心を少しだけ和ませています。
■ 近年続く中国の地震と「2025年7月5日予言」への関心
実は、2025年に入ってから中国各地では中小規模の地震が相次いで発生しています。
-
3月:雲南省でM4.4の地震
-
4月:四川省・高原市でM4.1の地震
-
同4月:チベット自治区アリ地区でM4.8の地震
-
5月12日:チベット自治区白瀬県でM5.0の地震(2008年の四川大地震からちょうど17年)
-
6月:雲南省大理市でM5.0、さらに6月15日には四川省議表市でM4.8の揺れが発生
このような背景もあり、インターネット上では“ある予言”に再び注目が集まっています。
■「私が見た未来」と2025年7月5日――再燃する地震予言の波紋
日本の漫画家・たつき諒さんが描いた『私が見た未来』という作品には、2011年の東日本大震災や2020年のパンデミックを予知していたとされるエピソードがありました。
その後出版された改訂版には、「2025年7月、海底が破裂・噴火し、東日本大震災の3倍ともなる巨大津波が襲来する」との記述があり、日本だけでなくフィリピンや台湾、香港、韓国でも話題となっています。
実際、香港の一部風水師は「2025年7月まで日本への渡航は控えるべき」と呼びかけており、その影響で日本への航空券の予約が約83%も減少したという報道もあります。
しかしながら、たつきさんご本人は2025年に出版した新著『天使の遺言』にて、「完全版に記載された日付は、あくまでも夢を見た日であり、“その日に災害が起きる”という意味ではありません」と明確に否定しています。
同様に、日本の気象庁も「科学的な根拠に基づいた地震予知は現時点では不可能である」と公式に発表しています。
■ 終わりに――私たちにできる備えとは?
地震をはじめとした自然災害は、私たちの予想を超えて突然にやってきます。そして、どれだけテクノロジーが発達しても、その発生を正確に予知することは今なお困難です。
今回の中国での地震、そして「予言」に関する騒動は、防災への備えや日頃の意識がいかに重要かを私たちに改めて問いかけています。
皆さまは、もしも突然大きな揺れに見舞われたとき、どのように行動されますか?
また、“予言”というものを、どのように受け止めていますか?
ぜひ、コメント欄にて皆さまのご意見をお聞かせください。
日々の平穏が続くことを願いながら、今後も最新の防災情報や社会の動きに注目してまいります。
コメント