ワンちゃんをしかるときついついやってしまう、やってはいけない叱り方とは
「たたいて」叱るのはダメ
昔から、犬のしつけと思って「たたいて、叱る(しかる)」事は、当たり前の様に行われていました。しかし、最近の研究ではたたいて言う事を聞くのは「ワンちゃんは、納得して飼い主さんの言う事を聞いているのではなく、たたかれると痛いからしたがっている」と言われています。繰り返し、しつけと思ってたたいているとワンちゃんは、だんだん飼い主さんに怯えるようになって信頼しなくなります。逆に、ワンちゃんは自分の身を守る為に攻撃的な行動になる事も多い様です。
「大きな声で」怒って叱るのはダメ
人間の気持ちを読み取る事が、上手なワンちゃんとって飼い主さんが「大きな声で、怒る」事は、叩かれて叱られるのと同じに「こわいよ~」と恐怖を与えてしまいます。なかなか、飼い主さんの気持ちが伝わらず、トイレの間違いや、テーブルに乗って人間の食べ物を食べようとしたり(笑)、なかなか飼い主さんの気持ちが伝わらず「つい感情にまかせて、大きな声で叱って」しまう事もあると思います。人間でも頭ごなしに怒られると恐怖が先になってしまい、信頼関係も失いますよね?同じように、まずは怒る時こそ一旦気持ちを落ち着かせ、短い言葉で「ダメだよ」「だ、め、」と出来るだけ短い言葉でワンちゃんに教えてあげましょう!
叱る(しかる)、怒る「タイミングを間違う」とダメ
これは、ワンちゃんを飼ってられる飼い主さんの「あるある」なのですが・・・・。よくあるのが飼い主さんが、自宅に帰ってきた時にワンちゃんのイタズラを発見して怒るというものです。飼い主さんがお買い物から帰ってきたら、「ワンちゃんが隠しておいたオヤツ袋を見つけてビリビリに破っていた」とか、「ティッシュペーパーを、カミカミして全部ダメにしていた」という事があげられます。この時、ワンちゃんを叱るのが実は「叱るタイミングを間違う」事になります。人間の子供であれば、言葉が分かる年齢になると「ママ(パパ)は、ティッシュペーパーでイタズラしたから怒ってるのよ。」説明も出来ますが、1時間くらい前にワンちゃんが行ったイタズラを叱ってとしてもワンちゃんは「ママ(パパ)こわいよ、どうしたの??」と、ただ怯えるだけなのです。つまり、ワンちゃんを怒るタイミングとは「イタズラをしている最中または直後」に叱るという事です。お買い物から帰って来てワンちゃんのイタズラを見つけたらグッとこらえて(笑)、犬も寂しかったんだナと思ってあげて、淡々とお片付けしましょう!
叱る(しかる)方法は?
では、タイミングも間違えずにキチンと叱る場合、たたく事もしない方法とは・・・。一番、ワンちゃんに効果がある叱り方は「知らん顔をする(無視する)」事だと言われています。ワンちゃんが一番好きな、飼い主さんから無視される、、、これが一番効果的とは胸がキュンとしますが(笑)時には心を鬼にして頑張ってみましょう。
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