ワンちゃんにとって「お留守番」とは？
ワンちゃんにとって「お留守番」とは、一人暮らしの方でなくても、ワンちゃんを飼っていると必ず「お留守番」させる事があります。飼い主さんが、学校に行く、お仕事に行く、お買い物に行くなど、その間はワンちゃんが「お留守番」をしているはずです。でも、長い時間お留守番させると、ワンちゃんに色々な影響が出てきます。それでは具体的はどの様な事が考えられるのか今回は「お留守番」について考えてみます。
飼い主さんが、いない事が「不安」になる
ワンちゃんの祖先は、群れで生活をしていました。群れには「序列」つまり上下関係が生まれます。通常、飼い主さんはワンちゃんにとって群れのリーダーですから、飼い主さんが居ないということはリーダーがいない事、つまりワンちゃんに不安を抱かせるわけです。不安になったワンちゃんは「寂しいよ～、怖いよ～、ご飯が欲しいよ～」など、いう不安から精神的な病気になる場合もあると言われています。
ワンちゃんの精神的な不安が続くと・・
長時間、また頻繁な「お留守番」ばかりで、ワンちゃんが精神的に不安定な状態が続くと、留守中に家具を傷つける、きまった場所でする排泄をお部屋のリビングなどでするなどの行動がみられる事があります。症状がひどい場合は飼い主さんだけで解決しようとはせず、動物病院のお医者様や、ドッグトレーナーさんなどに相談などしてみましょう！
どれぐらいの時間、ワンちゃんはお留守番出来る？
ワンちゃんの年齢、性格、犬種、そしてもちろんワンちゃんそれぞれの性格によって本当の所ですが「一般的には半日、つまり12時間」位までではないかと言われています。ただ、ワンちゃんよっては数時間でもストレスになる子もいますので、よく観察してあげる事が必要です。
ワンちゃんを飼ったら、旅行に行けない？
私達、人間にとって旅行はストレス発散に最適ですよね？その時、ワンちゃんはどうしようかと考える飼い主さんも多いと思います。出来れば、ペットと泊まれるホテルなどを探して一緒に行ってあげる事をおすすめします。ただ、どうしてもワンちゃんを連れて行けない時は、ペットホテルや動物病院などでも預かってもらえるところがあります。ただ、どちらにしてもほとんどのワンちゃんにとっては、かなりの「精神的負担」になります。これは管理人さるるの体験談ですが、いつもはペットと泊まれるホテルを選んで旅行に行っていたさるる夫婦、年に一度の「スキーツアー」時に、しかたなくペットホテルを利用しました。うちの愛犬は、通称キャバリア（キャバリア・キングチャールズ・スパニエル）という犬種です。ご存じの方も多いと思いますが、キャバリアは愛玩犬で、特に人間が大好きで旅行前に預けるときは喜んで、ペットホテルのお姉さんについていったので安心して旅行に出かけました。帰って来て、早速ペットホテルに愛犬を迎えに行ったところ、ホテル従業員さんのお話では「ご飯も、おやつもほとんど食べず、お散歩も嫌がってしなかった。」そうです（涙）。あんなに大好きなお散歩も嫌がったなんて、愛犬につらい思いをさせた事を今でも思い出します。飼い主さんもワンちゃんも、仲のいいお友達や、飼い主さんのご家族などに預ける事が出来れば、ワンちゃんのストレスも少ないかも知れませんね。
日々のお留守番は大丈夫なワンちゃんへ
いくら好きなワンちゃんでも、どうしても飼い主さんの用事で留守にしなければならない時間があります。日々のお留守番で、半日位までの留守番は大丈夫なワンちゃんにする事が大事です。「お留守番は当たり前の事」とワンちゃんが思えるようにしましょう。その為には、「出かける時と、帰って来た時」絶対に、飼い主さんが大げさにアクションを取らない事です。つまり、おでかけの時も、帰って来た時も普通にお家でお風呂に入ったり、歯を磨く時の様に、普通にその場を立ち去り、普通に戻ってくることです。帰って来た時のワンちゃんの歓迎に喜んで、ついつい相手をしてしまいがちですが、心を鬼にして（笑）グッとこらえる事が大事です。そしてしばらく時間がたってワンちゃんが落ち着いてから、たくさん可愛がってあげて下さいね。
コメント